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東亜マラソン「今年の選手賞」MVPにチェ・ジンスさん

東亜マラソン「今年の選手賞」MVPにチェ・ジンスさん

Posted December. 13, 2023 10:14,   

Updated December. 13, 2023 10:14

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「60代になっても今年の選手賞をもらいたい」

12日、東亜(トンア)日報ソウル忠正路(チュンジョンロ)社屋で開かれた「2023東亜マラソン今年の選手賞」授賞式で、男子部50代の今年の選手に選ばれたチェ・ジンスさん(53)はこのように述べ、「必ず叶えたい最後の願いだ」と話した。 チェさんは30代だった2008年、40代だった2011年と2016年にも東亜マラソン年代別の今年の選手に選ばれている。同賞が創設された2007年以降、30、40、50代の「今年の選手」に名を連ねた受賞者はチェさんが初めて。チェさんは今年、最優秀選手(MVP)にも選ばれた。MVPは男女と年代を問わず選定する。

昨年から個人のランニングキャンプでマラソン指導を始めたチェさんは、「来年開かれる東亜マラソンでは、今教えている方々のペースメーカーになる予定だ。次の授賞式の時はその方々を祝いに来たい」と話した。

子どもの頃、チェさんは学校の運動会の競走で3位まで与えるノートを一度ももらったことがないほど運動には全く才能がなかったし、だから好きでもなかったが、2000年に通っていた会社で5キロマラソンに団体で参加してランニングの魅力を知ったという。チェさんは2003年のソウル国際マラソン兼東亜マラソンでフルコースを初めて完走し、今年の同大会では個人最高記録(2時間31分34秒)を打ち立てた。チェさんは、「以前通った会社では経理部で働いていたが、東亜マラソンが開かれる3月が決算期間なのでいつも忙しかった」とし、「今やっている仕事は年末が一番忙しく、3月大会の準備はうまくできたようだ」と笑った。チェさんはソウル江東区(カンドング)の環境美化員として働いている。

男子部ではアン・ヒョンテ(28)、パク・ハンドゥソル(31)、キム・ヨンボム(46)、イ・グァンヨル(64)氏が、女子部ではキム・ハナ(37)、イ・ユンファ(47)、パク・チョンスン(51)さんらが各年代の今年の選手に選ばれた。


任寶美 bom@donga.com