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SKハイニックス、世界最速モバイルDラムを商用化

SKハイニックス、世界最速モバイルDラムを商用化

Posted November. 14, 2023 08:55,   

Updated November. 14, 2023 08:55

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SKハイニックスは、世界最速のモバイル用Dラム「LPDDR5T」の16ギガバイト(GB)パッケージ製品が、中国のスマートフォンメーカー「vivo」の最新フラッグシップスマートフォンに搭載されたと、13日明らかにした。

今回のパッケージ製品のデータ伝送速度は1秒当たり77GBで、フルHD級の映画15本を1秒で処理できる水準だ。SKハイニックスはこれに先立って、1月にLPDDR5Tの開発に成功した直後から、グローバルモバイル企業と性能検証を進め、製品商用化を準備してきた。

同日、vivoは、自社の最新フラッグシップスマートフォン「X100」と「X100プロ」にSKハイニックスの最新メモリパッケージを搭載して発売すると発表した。これに先立って8月、SKハイニックスは、LPDDR5Tをメディアテックのモバイルアプリケーションプロセッサ(AP)に搭載して行った性能検証を成功裏に終えたと発表している。

SKハイニックスのパク・ミョンス副社長(Dラムマーケティング担当)は、「人工知能(AI)時代が本格化し、スマートフォンはオンデバイス(On-device・機器基盤)AI技術が具現される必須機器として浮上している」とし、「これに伴い、モバイル市場で高性能、高容量モバイルDラムに対する需要が伸びている」と話した。また、「SKハイニックスは、AIメモリで確保した技術リーダーシップを土台に、プレミアムDラム市場を持続的に先導していく」と話した。


郭道英 now@donga.com