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核武装可能なステルス戦闘機「B21レイダー」

核武装可能なステルス戦闘機「B21レイダー」

Posted November. 13, 2023 08:36,   

Updated November. 13, 2023 08:36

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核兵器を搭載できる米空軍の世界初の第6世代の次世代ステルス戦略爆撃機「B21レイダー(Raider)」が初の試験飛行を終えた。

11日(現地時間)、ロイター通信によると、米空軍は前日午前、米カリフォルニア州パームデール空軍の航空機製造施設「プラント42」で90分間、B21レイダーの試験飛行を行った。米空軍は声明を出し、「米国と同盟国に対する戦略的攻撃を抑止するため、長距離攻撃能力を担保する重要な段階」と述べた。

核・通常武装が可能なB21レイダーは、現存するステルス技術が集約された最先端の爆撃機と評価される。30年前に開発されたB2がレイダーに鳥の大きさで探知されるのに対し、B21はゴルフボールサイズだという。また、無人操縦が可能で、オンラインのアップグレードを通じて新兵器を迅速に装備することができる。ブルームバーグ通信は、B21について、「中国の技術発展をはるかに上回るための重要なマイルストーンになるだろう」と評価した。

B21が2026、27年頃に実戦配備されれば、北朝鮮に対する拡大抑止(核の傘)の主力になると韓国軍は見ている。軍当局者は、「既存のB52とB1B爆撃機の戦略・戦術的な作戦をB21はすべて遂行できる。韓米合同軍事演習や北朝鮮の高強度挑発時、韓半島への展開も行われるだろう」と述べた。B21の1機当たりの価格は約6億9200万ドル(約9100億ウォン)で、20億ドル(約2兆6400億ウォン)のB2より安価だ。米空軍は少なくとも100機を導入する計画だ。


イ・ギウク記者 ユン・サンホ軍事専門記者 71wook@donga.com