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バイデン大統領、イスラエルのガザ再占領は「大きな過ち」だが「ハマス排除は必要」

バイデン大統領、イスラエルのガザ再占領は「大きな過ち」だが「ハマス排除は必要」

Posted October. 17, 2023 08:28,   

Updated October. 17, 2023 08:28

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バイデン米大統領が15日(現地時間)、イスラエルが再びガザ地区を占領することは「大きな過ちだ」とする一方、「過激派の排除は必須」と述べた。ガザ地区にイスラエル軍が侵攻してイスラム組織ハマスを排除することは支持するが、民間人の被害と紛争拡大の懸念が大きい占領には反対するとし、一種の「ガイドライン」を提示したのだ。

バイデン氏は同日、米CBSの番組、「60ミニッツ」のインタビューで、イスラエルによるガザ地区の「完全包囲」について、「イスラエルは戦争のルールに沿って行動すると確信している。ガザ地区の罪のない人々が医薬や食料、水を確保できる道はあるだろう」と述べた。イスラエルとハマスの戦闘開始後、バイデン氏が戦闘の拡大に発展する可能性があるイスラエルのガザ地区占領の試みと民間人攻撃に懸念を表明したのは初めて。ただし、「ハマスが完全に排除されなければならないと思うか」という質問には、「その通りだ。イスラエルは対応しなければならない」と強調した。米紙ニューヨーク・タイムズは、「ガザ地区への地上部隊投入(を支持するかどうか)について明言しなかったが、ハマスの壊滅(作戦)は承認した」と分析した。バイデン氏はイスラエルのネタニヤフ首相の招待で、早ければ今週にもイスラエルへの訪問を検討していると、同紙などが伝えた。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 カイロ=キム・ギユン特派員 weappon@donga.com