キム・ヒョンギョムとシン・ジアがフィギュアのジュニアＧＰで並んで優勝

キム・ヒョンギョム（１７＝ハングァン高校）とシン・ジア（１５＝ヨンドン中学校）が国際スケート連盟（ＩＳＵ）フィギュアスケートジュニアグランプリ（ＧＰ）男女シングル種目で並んでトップに立った。韓国フィギュアがジュニアＧＰシングルで男女が同時に優勝したのは初めて。

シン・ジアは２３日（現地時間）、ハンガリーのブダペストで行われた今季ジュニアＧＰ第５戦のフリースケートで１３４．４９点を獲得して１位になった。前日のショートプログラム（ＳＰ）でも１位（６６．２５点）だったシン・ジアは合計２００．７４点で金メダルを獲得した。今大会の女子シングルに出場した３８人のうち、合計２００点を超えた選手はシン・ジアが唯一だった。

これに先立ち、９月の第２戦でも優勝したシン・ジアは、今季に参加したＧＰ２大会で連続優勝を果たし、１２月に開かれるＧＰファイナル進出を確定した。韓国選手がジュニアＧＰファイナルに２シーズン連続で出場するのは「フィギュア女王」金妍兒（キム・ヨナ＝２００４、２００５年）以来１８年ぶりのこと。昨シーズン、ＧＰファイナルで銀メダルを獲得したシン・ジアは、２００５年の金妍兒以来１８年ぶりの金メダルに挑戦する。シン・ジアは「第２戦が終わってからジャンプの加点と表現力を補強するのに気を使った。ＳＰでミスが出て悔しかったが、フリーには自信があったので落ち着いて臨んだ」と話した。

２３日の男子シングルではキム・ヒョンギョムが合計点で自身最高の２１３．５６点をマークしって金メダルを獲得した。自身初のジュニアＧＰ優勝だ。第２戦では銀メダルを取った。キム・ヒョンギョムは男子フィギュアのジュニアＧＰで優勝した４人目の韓国選手だ。キム・ヒョンギョムもファイナル進出が決まった。

女子シングルのキム・ユソン（１４・坪村中）が合計１７６．９８点でシン・ジアに次いで銀メダルを獲得し、韓国は今大会に参加した３人とも表彰台に立った。キム・ユソンもファイナルに出る。キム・ユソンはジュニアＧＰデビュー戦だった８月の第１戦でも銀メダルを獲得した。


任寶美 bom@donga.com