ＫＴ、シンガポール企業とＡＩ基盤の運送最適化事業を推進

ＫＴは、シンガポールの公共郵便・物流企業のシンポストと、人工知能(ＡＩ)基盤の運送最適化事業の推進のための業務協約(ＭＯＵ)を交わしたと、１１日明らかにした。両社は、デジタル物流の新事業モデルの共同開発に乗り出す。

今回の協力で、シンポストはＫＴのＡＩ運送プラットフォーム「リスフォ(ＬＩＳＦＯ)」を活用し、シンガポール内の７圏域を対象にデジタル物流運送の最適化を試験的に推進することにした。物流運送計画の策定段階からＫＴが開発したＡＩ予測ソリューションを活用し、最適の移動経路と車への積み込み情報などを算出する。ＫＴは、シンポストの物流運営環境の特殊性とシンガポール現地の物流環境を考慮し、ＡＩソリューションを開発した。

ＫＴ・ＡＩモビリティ事業団のチェ・ガンリム団長(常務)は、「今回の事業協力を基に、運送最適化の他、デジタル転換(ＤＸ)の協力分野を持続的に拡大し、グローバルデジタル物流市場の事業者として跳躍したい」と述べた。


ナム・ヘジョン記者 namduck2@donga.com