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シルムの授業中に怪我した小学生の保護者が教師を相手に損害賠償訴訟

シルムの授業中に怪我した小学生の保護者が教師を相手に損害賠償訴訟

Posted August. 25, 2023 08:31,   

Updated August. 25, 2023 08:31

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小学校のシルム授業中に怪我をした児童の保護者が、教師を刑事告訴し、教育当局が法的対応に乗り出した。

24日、京畿道(キョンギド)教育庁によると、先月、京畿道の小学校で体育担当の20代の教師A氏がシルムの授業を行っていたところ、B君の鎖骨が骨折する事件が発生した。児童の保護者は、A氏に対し、治療費と精神的被害補償金など2600万ウォンを要求した。

A氏が保護者に「示談金を支給するのは難しい」と言うと、保護者は彼を業務上過失致傷の容疑で警察に告訴した。軍入隊を控えていたA氏は、ストレスを訴えて病気休暇を取ったことが分かった。

京畿道教育庁は、A氏が正常に教育活動を進めていたところ発生したことだと見て、法律諮問団を通じて対応を支援することにした。

京畿道の任太熙(イム・テヒ)教育監は24日、記者懇談会で「該当授業は、非常に正常な教育活動だった。これを問題視すれば、学校の運動場で児童たちが100メートル走をしていて転んでも、先生が損害賠償をしなければならない」と指摘した。また、「授業中に児童が怪我をすれば、学校安全共済会で治療費などの責任保険を進める法と制度があるが、それ以上を要求すれば、法律諮問団を構成して対応する」と話した。


水原=イ・ギョンジン記者 lkj@donga.com