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自動車輸出が7ヵ月で400億ドルに、史上最短での達成

自動車輸出が7ヵ月で400億ドルに、史上最短での達成

Posted August. 18, 2023 08:55,   

Updated August. 18, 2023 08:55

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今年に入ってから7月まで、韓国の自動車輸出が1年前より40%以上伸び、史上最短期間で400億ドル(約53兆7000億ウォン)を上回った。

産業通商資源部が17日発表した「7月の自動車産業動向」によると、1~7月の自動車輸出額は416億ドルと集計された。昨年同期より41%伸びた規模だ。年間基準で、自動車輸出額が史上最高値を更新した昨年より3ヵ月早く400億ドルを突破した。産業通商資源部の関係者は、「自動車輸出史上最短期間内に400億ドルを達成しており、現在の傾向が続けば、今年の自動車輸出額は過去最高値を達成するものとみられる」と述べた。

電気自動車をはじめとするエコカーの販売が、北米を中心に伸びた影響が大きかった。今年1月から7月までのエコカーの輸出額は144億ドルで、前年より64.6%伸びた。先月の輸出額だけでも20億ドルと、6ヵ月連続で20億ドル台を維持した。エコカーの輸出額は、今年2月に初めて20億ドルを超えた。7月のエコカーの輸出台数も6万台で、全体輸出車両(23万台)の26.1%を占めている。

特に、米国のインフレ削減法(IRA)対象のエコカーの7月の販売台数は1年前より93%急増し、史上最大を記録した。米政府はIRA規定に基づき、レンタルやリースなどの商業用エコカーは、北米地域での組み立てやバッテリーの要件などとは関係なく、最大7500ドルの補助金を支給している。韓国自動車業界がこれを積極的に活用し、エコカーの販売台数が伸びた。

ただ、内需市場では、昨年8月から続いた販売増加傾向が12ヵ月ぶりに折れた。7月の国内市場での車両販売台数は、昨年より5%減少した13万6000台だった。


世宗市=キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com