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国史編纂委員会、太平洋戦争の「朝鮮出身軍人・軍属死亡者」約2千人の名簿を初公開

国史編纂委員会、太平洋戦争の「朝鮮出身軍人・軍属死亡者」約2千人の名簿を初公開

Posted August. 15, 2023 08:29,   

Updated August. 15, 2023 08:29

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「慶尚南道晋州(キョンサンナムド・チンジュ)、1907年生まれのキム・○スク。1944年7月24日、第233設営隊(労働部隊)の軍属としてテニアン島で食糧運搬作業中に短銃で射殺され死亡」

国史編纂委員会は、日本が起こした太平洋戦争当時、死亡または行方不明になった朝鮮出身の軍人・軍属死亡者約2千人の個人情報や死亡原因が整理された名簿を発掘し、14日に初めて公開した。

国史編纂委員会によると、この名簿は日本国立公文書館が所蔵している「戦没者等援護関係資料」に含まれていた「朝鮮死連(朝鮮人死亡者連名簿)」、「死亡者原簿」、「朝鮮陸上軍人軍属留守名簿」など。1946~49年に日本の厚生労働省社会・援護局が作成した。国史編纂委員会は、「日本の厚生労働省が戦後補償問題提起の基礎資料を準備するために作成したのだろう」と見ている。名簿には死亡・行方不明者の個人情報をはじめ、死亡日時や場所、事後処理の内容などが比較的詳細に記録されている。国史編纂委員会は、「日本の植民地期に強制徴用・徴兵された朝鮮出身の人々がどのような状況でどのような死を迎えたかを明確に確認できる重要な資料」と説明した。


イ・ソヨン記者 always99@donga.com