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韓国代表キャプテンの孫興民がトッテナムでも主将腕章

韓国代表キャプテンの孫興民がトッテナムでも主将腕章

Posted August. 14, 2023 08:34,   

Updated August. 14, 2023 08:34

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イングランド・プレミアリーグ(EPL)で9シーズン目を迎えた孫興民(ソン・フンミン=31)が所属するトッテナム・ホットスパーの新しいキャプテンになった。韓国人選手がEPLでチーム主将を務めるのは11年ぶりで歴代2番目。マンチェスター・ユナイテッドのユニホームを着てEPLデビューした朴智星(パク・チソン)がクイーンズパーク・レンジャーズでプレーしていた2012~13シーズンに主将を務めた。EPLでプレーしたか現在もプレーしている韓国人選手は孫興民を含めて計16人。

トッテナムは今季EPL開幕日の12日、「孫興民をチームの新しい主将に任命した」とホームページで公開した。トッテナムは孫興民が2021~2022シーズンに23ゴールを決めてEPL得点王に輝いたことなどを紹介し「主将になる資格を備えた」と説明した。英メディア「イブニング・スタンダード」は孫興民が主将に任命されたことを伝えながら「トッテナムファンから良い評価を受けている選手として期待感も高い」と報じた。副主将にはDFクリスティアン・ロメロ(25)とMFジェームズ・マディソン(27)が選ばれた。昨シーズンまでレスター・シティでプレーしたマディソンは今夏に移籍市場を通じてトッテナムに加入した。

孫興民は主将に任命された後、「巨大なクラブの主将を任されて光栄だ。非常に驚き、誇らしい瞬間だ」とし「失望させない。主将であり一人の選手として責任感を持ってチームのために最善を尽くす」と感想を語った。また、同僚選手たちに対しては「同じ目標に向かって同じ足取りで進もう。一緒に力を合わせて良いチームを作ろう」と呼びかけた。チームメイトたちは拍手で新しい主将を迎えた。

今季を控えてトッテナムの監督に就任したアンジェ・ポステコグルー監督(58)は、孫興民がチームの新しい主将になったことについて「理想的な選択だ」と話した。ポステコグルー監督は、「孫興民は競技場の内外で立派なリーダーシップを見せている」とし、「人気が高い選手であるだけでなくワールドクラスの面貌を備えている」と話した。また、「孫興民はロッカールームにいるすべての人から尊敬されている」と言い、「韓国代表チームの主将であることとトッテナムでの達成などを考慮した」と説明した。

孫興民はパウロ・ベント監督が采配していた2018年9月、韓国代表チームの主将になった。ベント氏の後任でユルゲン・クリンスマン氏が代表監督に就任してからもキャプテン腕章をつけている。孫興民は韓国男子サッカーで歴代最長主将だ。

トッテナムは昨シーズンまで8シーズン間、主将を務めたGKウーゴ・ロリス(37)が移籍の意向を表明している。トッテナムの主将腕章はイングランド代表キャプテンでもあるハリー・ケイン(30)が引き継ぐものと予想されたが、ケインはシーズン開幕直前にドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに移した。


金培中 wanted@donga.com