Go to contents

生活費の融資受けた20代の22%、月6000ウォンの利息も返済できず

生活費の融資受けた20代の22%、月6000ウォンの利息も返済できず

Posted August. 08, 2023 08:27,   

Updated August. 08, 2023 08:27


小額の生計費融資を受けた20代の若者5人に1人が、月6000ウォンの利息も返済できずにいることが分かった。不安定な雇用状況により、伝貰(チョンセ=賃貸保証金)・月貰(ウォルセ=月々の家賃)の利息に耐えられない若年層も大きく増え、20代の住宅ローンの延滞率も史上最高水準に達している。

7日、庶民金融振興院が国会政務委員会所属の与党「国民の力」の崔承宰(チェ・スンジェ)議員室に提出した資料によると、先月7日基準で、20代以下の若者層の小額生計費融資の利息未納率は21.7%と集計された。これは、全体年代の平均利息未納率11.6%の2倍に迫る水準だ。小額生計費融資の月間利息(融資金=50万ウォン、利息率=15.9%基準)は6416ウォンだが、20代の若者たちの多くが、これさえも返済できなかった。

小額生計費融資とは、政策金融商品として信用格付け下位20%、年間所得3500万ウォン以下の成人を対象に今年3月に始まった。庶民金融振興院の関係者は、「20代が小額生計費の融資を受ける主な原因は住居費だ」とし、「家賃を払えず追い出される危機なので、小額でも融資を受けている」と説明した。実際、今年6月末基準で20代以下の住宅ローンの延滞率(1ヵ月以上の元利金延滞を基準)も0.44%で、3年前(0.15%)の3倍水準に跳ね上がった。


カン・ウソク記者 ファン・ソンホ記者 wskang@donga.com · hsh0330@donga.com