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ミュンヘンモーターショーに向かう三星とLG電子「今や電装時代」

ミュンヘンモーターショーに向かう三星とLG電子「今や電装時代」

Posted August. 07, 2023 08:22,   

Updated August. 07, 2023 08:22

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三星(三星)電子とLG電子は来月5~10日(現地時間)、ドイツのミュンヘンで開かれる国際モーターショー「IAAモビリティ2023」に並んで初めて参加し、未来の成長エンジンである電子装置(電装)市場をめぐる競争に突入する。

IAAモビリティは、世界4大モーターショーの一つに挙げられる。ドイツ自動車工業協会が主管し、BMWやポルシェ、フォルクスワーゲンなど主要グローバル自動車メーカーで電装顧客企業が数多く参加する。最近、大型グローバルモーターショーに参加しない基調である現代(ヒョンデ)自動車と起亜(キア)自動車は、今年は参加しない。

現代自動車が参加しないモーターショーに、三星やLGが登場する背景は、グローバル電装市場の成長性だ。市場調査会社ストラテジー・アナリティクスは、グローバル電装産業は2029年まで年平均14%の高速成長をするものと予想した。グローバル電装部品市場の規模は、今年は1810億ドル(約236兆7000億ウォン)で、スマートフォン部品市場(1780億ドル)を上回る見通しだ。

これにより、今年のIAAモビリティには、三星電子の半導体(DS)部門だけでなく、三星ディスプレイ、三星SDIが一緒に参加する。LG電子はIAA開幕前日の来月4日、現場で記者懇談会を開き、グループモビリティ事業の未来ビジョンを公開する。LG電子は1日、「初めてIAAモビリティで未来の車内経験をめぐるビジョンを提示し、一層進歩したモビリティ生態系を提示する」と明らかにした。

今回のモーターショーのスローガンは、「連結された移動性の経験」である。BMWのオリバー・ツィプセ最高経営責任者(CEO)、フォルクスワーゲンのオリバー・ブルーメCEO、クアルコムのクリスチャン・アモンCEOなど、主要企業関係者を含むモビリティ産業界の500人余りが様々な舞台で演壇に立つ予定だ。ドイツのオラフ・ショルツ首相も、IAAモビリティを訪れるという。


郭道英 now@donga.com