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新型コロナ感染者が今月中旬に「1日7万6000人」、防疫当局が予測

新型コロナ感染者が今月中旬に「1日7万6000人」、防疫当局が予測

Posted August. 03, 2023 08:22,   

Updated August. 03, 2023 08:22

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新型コロナの感染者が5週間連続で増加し、今月中に一日の感染者が7万人を超えるだろうという防疫当局の予測が出た。

中央防疫対策本部(防対本)は2日、8月中旬に一日最大の新型コロナの感染者数が7万6000人まで上がるものと見られると発表した。中央防疫対策本部は、この時点では週間の1日平均感染者も6万人を超えると予想した。これは、昨年12月に発生した冬の流行とほぼ同じ規模だ。

新型コロナの感染者は、防疫緩和後の6月下旬から5週間増加傾向を続けている。特に7月に入ってからは、毎週前週比20%以上ずつ感染者が増加し、先週は一日の平均感染者が4万5000人余りに増えた。

専門家たちは、ワクチン接種効果が落ちる中、隔離義務の解除で症状があっても「家で休まない」人が増えたのが流行拡散の主な原因だと見ている。さらに、最近の猛暑で室内冷房を強くする中、換気が足りなかったことも影響を及ぼしたという分析だ。

防疫当局は、早ければ今月初め、新型コロナの感染症等級を従来の2級から4級に下げ、室内でのマスク着用の義務付けを完全に解除する防疫緩和措置を施行する計画だった。しかし、流行の拡大が続くと、慎重な姿勢を見せている。疾病管理庁の池榮美(チ・ヨンミ)庁長は2日、中央事故収拾本部での会議で、「国内外の流行と防疫状況などを綿密に考慮し、専門家の諮問を経て(防疫緩和の時期を)決める」と明らかにした。防疫当局は、病院級医療機関や療養所など感染脆弱施設の中でのマスク着用の義務付けを解除する時期を来週発表する計画だ。


イ・ジウン記者 easy@donga.com