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Kポップ輸出額が上半期に1685億ウォンで過去最高、輸出先は米国2位に

Kポップ輸出額が上半期に1685億ウォンで過去最高、輸出先は米国2位に

Posted July. 19, 2023 08:33,   

Updated July. 19, 2023 08:33

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Kポップのブームが続き、今年に入ってから6月までアルバムの輸出額が17%以上伸び、過去最高を更新した。Kポップアルバムの輸出先では米国が中国を抜いて2位につくなど、韓流の地形図にも変化がみられる。

18日、関税庁によると、今年上半期(1~6月)のアルバムの輸出額は1億3293万4000ドルで、1年前(1億1354万ドル)より17.1%伸びた。上半期基準で史上最大の金額だ。Kポップの輸出額は、2022年の1年間で2億3311万ドルを記録し、史上最大に膨らんだが、今年もこのような流れを続けている。

1~6月のアルバムの輸出額を国別に見ると、日本が4852万3000ドルで最も多かった。米国(2551万9000ドル)は2位、中国(2264万ドル)は3位だった。ドイツや台湾、香港、オランダ、カナダ、英国、フランスなどの順だった。

Kポップの中国向けの輸出額は、年間基準で2012年から昨年まで2020年の1年間を除いては引き続き2位だった。2020年はグループ防弾少年団(BTS)のブームなどに支えられ、米国が2位に躍り出た。米国のKポップ輸出の成長傾向が最も急激なだけに、今後も対米アルバム輸出額は、中国市場の規模を上回る可能性があるという観測が出ている。

今年上半期も、Kポップスターたちはグローバル市場で大活躍した。BTSのジミン(写真)は、ソロアルバムのタイトル曲「ライククレイジー(Like Crazy)」で、Kポップのソロ歌手として初めて米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」入りと同時に1位を記録した。シュガのソロアルバム「D-DAY」は、5月にビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で2位についた。

グループSEVENTEENも活躍した。SEVENTEENは、上半期だけで890万4129枚のアルバムを販売し、Kポップの最高記録を塗り替えた。今年4月に発売した新譜「FML」はもちろん、以前のアルバムの販売枚数が伸びたおかげだった。TOMORROW X TOGETHER(TXT)とStray Kidsは、それぞれ2月と6月に「ビルボード200」の1位となった。グループフィフティフィフティも、「キューピッド」でビルボード「ホット100」に16週連続で名を連ねた。ガールズグループTWICEは1月、米ロサンゼルスで開かれた「ビルボードウィミンインミュージック」の授賞式で、Kポップの女性歌手としては初めて「ブレイクスルーアーティスト」賞を受賞した。

韓国音楽コンテンツ協会のチェ・グァンホ事務総長は、「BTSの米国進出を機に、北米大衆にKポップが持続的に知らされる機会が多くなった」とし、「BTSに注がれた関心が韓国の色々な歌手に向かい、Kポップの売上が急速に伸びている」と話した。


世宗市=ソン・ヘミ記者 キム・テオン記者 1am@donga.com · beborn@donga.com