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所得が高いほど塾費用急増、幼児の英語幼稚園や塾代が原因

所得が高いほど塾費用急増、幼児の英語幼稚園や塾代が原因

Posted July. 06, 2023 08:20,   

Updated July. 06, 2023 08:20

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大学修学能力試験(修能)での「キラー問題」を巡る議論が続く中、所得が高い階層ほど塾費用にあてる支出が大きく増加したという分析が出た。子供を高額の英語幼稚園や学習塾などに通わせるため、私教育費の負担が増えたことが浮き彫りになった。

5日、新韓(シンハン)カードが学習塾の売上と独自の所得モデル推定値を通じて分析した結果、4~5月の1人当りの塾費用は2019年同期比25.8%増加した。所得上位20%の1人当りの塾費用は4年前に比べて29.0%増えた。所得上位20~40%と40~60%はそれぞれ20.3%と17.7%ずつ増加した。所得水準が高いほど塾代支出の増加率も高い推移を見せていることが浮き彫りになった。

所得が高いほど塾費用が増えたのは、高額の英語幼稚園など幼児の私教育にかかる費用が原因だった。4~5月の全体塾費用のうち所得上位30%の顧客が占める割合は57.6%で、2019年(51.5%)に比べて6.1%増えた。同期間、所得中位40%の顧客の割合が34.8%から32.7%に、下位30%の割合は13.7%から9.8%に減少したことをと対比される。

一方、最大野党「共に民主党」の閔炯培(ミン・ヒョンベ)議員が教育部から入手した資料によると、昨年6月末基準で幼児向け英語塾745ヵ所のうち54.6%(407ヵ所)の塾代は月額「100万ウォン以上200万ウォン未満」だった。月額200万ウォン台の塾は4.56%(3ヵ所)だった。


カン・ウソク記者 wskang@donga.com