「授業中スマホ禁止」オランダで来年施行

オランダが来年から、学校で授業中にスマートフォンやタブレットＰＣ、スマートウォッチなどのモバイル機器の使用を禁止することを決めた。４日、ロイター通信など海外メディアによると、オランダのデイクフラーフ教育・文化・科学相は同日、声明で、「スマートフォンが学生の勉強の妨げになることは科学的に証明された事実だ。学生を保護しなければならない」と導入の背景を明らかにした。

オランダ教育省と学校、関連団体の合意による今回の決定で、モバイル機器はデジタル教育や機器の助けが必要な障害のある学生などの場合にのみ例外的に許可される。教育部は、各学校が来年１月１日から授業中のモバイル機器の使用禁止案を独自に設けて施行するようにした。ただし、来年夏まで効果が現れない場合は、関連法を制定する方針だ。

欧州では、スマートフォンが集中力を低下させ、学業成績を低下させると考え、学校や授業中の使用を禁止する国が増えている。先週、フィンランド政府は授業中のモバイル機器の使用を制限するため、関連法の改正を推進すると明らかにした。イタリアは昨年１２月、授業中の使用禁止措置を下した。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com