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老兵の足に世界に一つだけのオーダーメイドの靴を

老兵の足に世界に一つだけのオーダーメイドの靴を

Posted July. 04, 2023 08:27,   

Updated July. 04, 2023 08:27


国家報勲部と全国経済人連合会(全経連)、防産企業のハンファ・エアロスペースが3日、韓国戦争に参戦した国軍と国連軍兵士のための「守護者の歩み」プロジェクトを推進することを明らかにした。

戦闘中の負傷や凍傷などで足の形が変形したり左足と右足の差が大きくて既製の靴が合わず、歩行に不便を感じる韓国戦争参戦有功者と国連軍参戦兵士ら約300人に対し、足を3Dスキャンしてぴったり合う靴を制作する。

報勲部関係者は、「参戦英雄たちが余生を快適に過ごすのに役立つよう『世界に一つだけの英雄の靴(One & Only Heroes Shoes)』を制作する」とし、「制作された靴は休戦70年である27日前後に贈る予定」と話した。

報勲部は、オーダーメイドの靴を制作するため、参戦兵士たちの足の形や人的事項、参戦期間、累積歩数などが表記された銅板も制作する。これらの銅板は11月11日の国連参戦兵士国際追悼の日の行事に合わせて釜山(プサン)国連平和公園内の「英雄の道」に展示される予定だ。大韓民国を守った犠牲と献身に感謝と敬意を伝えるためだ。

朴敏植(パク・ミンシク)報勲部長官と金秉準(キム・ビョンジュン)全経連会長職務代行は同日、ソウル汝矣島(ヨウィド)の全経連会館で、「国家有功者礼遇及び福祉増進業務協約」を締結した。また、「守護者の歩み」プロジェクトを皮切りに、国家有功者の尊敬と礼遇文化づくり、福祉増進、雇用支援拡大などを推進する計画だ。金氏は、「今日、私たちが享受している自由と繁栄は、多くの方々の犠牲があったからこそ可能だった」と話した。


尹相虎 ysh1005@donga.com