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「1日13万枚のコピー用紙を使う」三星電子が全社員に「紙のない職場」を呼びかけ、

「1日13万枚のコピー用紙を使う」三星電子が全社員に「紙のない職場」を呼びかけ、

Posted July. 04, 2023 08:27,   

Updated July. 04, 2023 08:27

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三星(サムスン)電子の韓宗煕(ハン・ジョンヒ)デバイス経験(DX)部門長(副会長)が「紙のない職場」を作るという意志を改めて表明した。

韓副会長は3日、全社員宛に送った電子メールで「わが社が1日に使うコピー用紙は約13万枚で、(これを節約すれば)60本の木を保存することができる」とし、「1年で2万本を保存するだけの効果があるので決して少なくない量だ」と強調した。

三星電子は昨年9月、同社の環境にやさしい方向性を示した新環境経営戦略を宣言した。韓氏は「気候危機の克服に寄与しようと社内の食堂やカフェにリターナブル容器を導入するなど使い捨て用品最小化のために多くの努力を傾けている」とし、「紙は私たちが会社でよく接する代表的な使い捨て用品だ」と話した。

今回のキャンペーンを通じて働く文化の改善にも取り組む。韓氏は、「すでに大半の業務環境がデジタル化されているにもかかわらず、私たちはまだ会議資料を紙にプリントしており、業務報告をする際にも対面で報告書の形にして内容を確認する慣行をなかなか捨てられずにいる」と指摘した。その上で「私から必要な場合を除いては文書での報告や会議を控えるようにしたい」と言い、「すべての部署のリーダーは率先する姿を見せてもらいたい」と呼びかけた。


郭道英 now@donga.com