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国会法案小委員会、10回に1回は定足数不足で議決できず

国会法案小委員会、10回に1回は定足数不足で議決できず

Posted July. 03, 2023 08:27,   

Updated July. 03, 2023 08:27

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「議決定足数が足りません」

5月24日、国会で開かれた国会産業通商資源中小ベンチャー企業委員会の法案小委員会会議。この日、最大野党「共に民主党」の金漢正(キム・ハンジョン)議員は商標法改正案を議決する直前に、「現在、与党委員は幹事を務める『国民の力』の韓茂景(ハン・ムギョン)議員しかいない」と、慌てる様子で発言をした。いわゆる議決定足数を満たすためには在籍議員の過半数が出席しなければならないが、出席議員数が足りなかったのだ。これに対し韓議員は、「一人は国会運営委員会所属なので席を外しており、もう一人は痛みが酷くて注射を受けようと病院に行った」と答えた。法案は、席を外した2議員が帰ってきた後に処理された。

東亜(トンア)日報が2日、国会会議録システムを確認したところ、法案審査の第1段階である常任委員会の法案小委員会で議決定足数が足りず採決を先送りした例が、今年159回開かれた法案小委のうち16回に上る。法案小委は、10回に1回の割合で議員らが採決の瞬間に席を外す不誠実な行動が繰り返されていたのだ。

半数以上の在籍議員が席を外しているため、法案自体が疎かに審査されると指摘する声も上がっている。今年2月22日、国会農林畜産食品海洋水産委員会法案小委では尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の国政課題として政府が提出した「スマート農業育成および支援法」を採決しようとしたが、在籍議員9人のうち小委員長と与野党議員がそれぞれ1人ずつの計3人だけが残っていたため議決できなかった。与党「国民の力」の崔春植(チェ・チュンシク)議員は「農業人に多大な影響を及ぼすのに、このように疎かにしていいのか」と指摘した。

議決定足数が不足する事態を防ぐために出席制度を改善しなければならないという声もある。国会会議録には会議場に少しだけ立ち寄っても出席として記録されるため、席を外した議員が誰なのか分からない状況だ。徳成(トクソン)女子大学政治外交学科のチョ・ジンマン教授は「いわゆる議員の出席率が低ければ法案の完成度も低いものになるほかない」と話した。


チョ・グォンヒョン記者 buzz@donga.com