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今年の修能で「キラー問題」排除、「適正難易度」問題を出題

今年の修能で「キラー問題」排除、「適正難易度」問題を出題

Posted July. 03, 2023 08:27,   

Updated July. 03, 2023 08:27

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政府が最近、今年の大学修学能力試験(修能)で教育課程外で出題される「キラー問題」を排除すると宣言した中、韓国教育課程評価院が2日、今年の修能で「適正難易度」の問題を出題すると明らかにした。

修能出題機関である評価院は同日、2024年度修能施行詳細計画を公開した。評価院は、「学校教育を真面目に受けてEBS教材と講義で補完すれば問題を解くことができる適正難易度の問題を出題する計画だ」と明らかにした。昨年の修能詳細計画とほぼ同じだが、「適正難易度」という表現が追加された。「キラー問題排除」の方針と、これによる「簡単な修能」に対する懸念を考慮し、弁別力の維持という評価の基本原則を強調したものとみられる。

今年の修能で、EBS教材や講義との連携率は問題数基準50%で昨年と同じだ。教材の図表、絵、問題などをなるべく変形せずに出題し、学生が連携率を体感できるようにする計画だ。

大枠の出題傾向は昨年と大差ないため、受験生の関心は難易度の調整に集中している。特に、数学領域の難易度がどの程度下がるかが注目される。教育部が22年度の修能から今年6月の模擬評価まで3回の試験で「キラー問題」と指摘した8つの数学の問題のうち3つの問題が「微積分」で出題された。このため、「評価院が微積分選択科目の難易度の低下に気を配るだろう」とみられている。


朴星民 min@donga.com