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国内で放映開始の「スター・トレック:ストレンジ・ニューワールド」Ⅱ、「エイリアンは恐怖ではなく包容の対象」

国内で放映開始の「スター・トレック:ストレンジ・ニューワールド」Ⅱ、「エイリアンは恐怖ではなく包容の対象」

Posted June. 26, 2023 08:25,   

Updated June. 26, 2023 08:25

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未知の世界を開拓し多様性を受け入れる物語で、「米国の建国神話」にも匹敵するスタートレックシリーズのスピンオフ「スタートレック:ストレンジ・ニューワールド」シーズン2が放送を開始した。スター・トレックのオリジナルシリーズ以前のUSSエンタープライズ号の物語を描いた作品で、前作の設定に馴染みのない視聴者にも分かりやすく、「スター・トレック入門作」と言われている。全10部作で、ティービング内の「パラマウントプラスブランド館」で16日から毎週1回公開されている。

今シーズンは、クリストファー・パイク船長(アンソン・マウント)とウーナ・チン・ライリー副船長(レベッカ・ローミン)及び船員たちがエンタープライズ号に乗って様々な惑星とエイリアンに出会う旅が描かれた。シーズン1の10話は昨年公開された。

マウントさんは22日、東亜(トンア)日報とのビデオインタビューで、「パイク船長を演じながら、毎日リーダーシップについて学んでいる」とし、「(パイク船長は)私と非常に似た感性とユーモア感覚を持った人だ」と話した。マウントさんは、「画面の内外でリーダーの役割をすることが私の仕事であり、私と似たパイクを演じることは大きな喜びだ」とも話した。パイク船長は、スター・トレックのファンである「トレッキー」から愛されるキャラクターだ。船員たちを信じ、温かいリーダーシップで包み込み、「キャプテン・ダディ」という愛称で呼ばれている。

映画「X-Men」シリーズのミスティーク役でも有名なローミンさんは、「スタートレックが他のSF映画と異なる点は、エイリアンを恐れたり、彼らと戦おうとするのではなく、好奇心を持って受け入れる点だ」と話した。

2人の俳優は、韓国コンテンツへの愛情も見せた。マウントさんは、「本当に素晴らしい韓国の作品が多い。(想像力を刺激する)何かを飲んで作っているのは明らかだ」と笑った。ローミンさんは、「パンデミック期間、夫(俳優ジェリー・オコンネル)と毎晩ホラー映画を観たが、韓国映画が最高だった」と話した。


崔智善 aurinko@donga.com