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休む暇もなく走ってきたBTS、「軍白期」を迎えて息抜き

休む暇もなく走ってきたBTS、「軍白期」を迎えて息抜き

Posted June. 10, 2023 08:47,   

Updated June. 10, 2023 08:47

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防弾少年団(BTS)は、デビュー9周年だった昨年6月、爆弾宣言をした。ファンと共に毎年祭りのように楽しんでいたユーチューブコンテンツ「チン防弾会食」で団体音楽活動を暫定的に中断すると発表したのだ。彼らは、「無理やり絞り出している。とても辛い」とし、「機械になってしまった感じ」と吐露した。

実際、BTSは2013年6月のデビュー以来、休む暇もなく走ってきた。2017年5月、米国のビルボードミュージックアワードで受賞したのを皮切りに、2018年5月には韓国歌手としては初めてビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を達成した。2020年9月には「ダイナマイト」でやはり韓国歌手としては初めてビルボードメインシングルチャート「ホット100」で1位を記録し、新しい歴史を書いた。2021年には6月に「バター」、7月に「パーミッション・トゥ・ダンス」で相次いでホット1001位を記録した。同年9月、国連総会で演説し、コロナ禍で苦しんでいる世界の人々に「善良な影響力」を発揮した。昨年5月には米ワシントンのホワイトハウスを訪問し、バイデン大統領と面談した。

このように息詰まる日程をこなしたBTSメンバーたちは、活動中断後の歩みを「チャプター2」と言及した。ジェイホープ(本名チョン・ホソク、29)は当時、「健康的なプランだということを認識してほしい。そうしてこそチームがさらに強固になる」と話した。

その後、メンバーたちはソロアルバムを出したり、個人ユーチューブコンテンツを制作したりして新しい歩みを始めた。メンバーのジミン(本名パク・ジミン、28)は初のソロアルバムで、今年4月に「ホット100」の1位に再びついた。長兄ジン(本名:キム・ソクジン、31)は昨年12月に、ジェイホープは今年4月に相次いで入隊した。

メンバーの入隊後も、BTSは入隊前に録音した音源を活用して7人が全員参加した新曲を相次いで披露し、ファンクラブ「ARMY」たちのそばを離れない。先月新曲「ザ・プラネット」を発表したのに続き、デビュー10周年を迎え、9日に新曲「テイクツー」をリリースした。

今後、残りのメンバー5人も順次入隊し、「軍白期(軍隊+空白期)」を経る予定だ。ハイブも、BTSの空白を埋める代案を探している。ハイブの房時爀(バン・シヒョク)議長(51)は今年3月、寛勲フォーラムでの講演で、「BTSが存在するかどうかに関係なく、代案を探さなければならない」として、マルチレーベル体制の導入とファンプラットフォーム「Weverse」の拡張などの計画に言及した経緯がある。


チュ・ヒョンウ記者 woojoo@donga.com