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「上位50」のマンション価格が11ヵ月ぶりに上昇傾向に転じた

「上位50」のマンション価格が11ヵ月ぶりに上昇傾向に転じた

Posted May. 30, 2023 08:31,   

Updated May. 30, 2023 08:31

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今月、全国50の主要マンション団地の価格が11ヵ月ぶりに上昇傾向に転じたことが分かった。ソウルのマンション価格が1年ぶりに上昇傾向に転じた中、ソウルのマンション価格が本格的に持ちなおるかどうかに注目が集まっている。

29日、KB不動産のリブオンの5月の住宅価格の動向調査によると、今月(15日基準)、KB先導マンション50指数は0.1%で、先月(マイナス0.04%)比0.14ポイント上昇した。昨年7月(マイナス0.24%)に下落後、11ヵ月ぶりに上昇に転じたのだ。同指数は、全国のマンション団地のうち、時価総額(世帯数と売買価格を掛けた金額)上位50団地の時価総額の変動率を指数化したもので、ソウル松坡区可楽洞(ソンパグ・カラクドン)のヘリオシティ、瑞草区盤浦洞(ソチョグ・バンポドン)の盤浦ザイ、麻浦区阿峴洞(マポグ・アヒョンドン)の麻浦レミアンプルジオなどの大規模な団地が含まれ、市場価格変動を敏感に示す指標となっている。

今月、ソウルのマンションの売買価格は先月より0.87%下落し、4ヵ月連続で下落幅が減っている。

全国売買価格予測指数は、先月の85から今月は91に上がったが、下落予測がまだ有力だった。ソウルは先月、83から92に上昇し、京畿(キョンギ、88→96)、仁川(インチョン、86→91)も上昇した。この指数は、全国6000ヶ所余りの公認仲介業者に該当地域の住宅価格の上昇可否を調査したもので、基準線(100)を越えれば2~3ヶ月後に住宅価格が上がると見る人が多いという意味だ。


イ・チュクボク記者 bless@donga.com