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「アゲイン2019」キム・ジスが守りペ・ジュノとキム・ヨンハクが決める

「アゲイン2019」キム・ジスが守りペ・ジュノとキム・ヨンハクが決める

Posted May. 19, 2023 08:34,   

Updated May. 19, 2023 08:34

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サッカー20歳以下(U-20)韓国代表チームは、2019年にポーランドで開かれた国際サッカー連盟(FIFA)U-20ワールドカップ(W杯)で準優勝し、世界を驚かせた。これは韓国の歴代最高成績だ。7試合で2ゴール4アシストを記録した当時18歳の李康仁(イ・カンイン=22)は、最優秀選手に贈られるゴールデンボールを受賞し、世界に名を知らせた。

金殷中(キム・ウンジュン)監督(44)率いるU-20代表チームは21日からアルゼンチンで開かれるU-20W杯に出場する。代表チームは「第2の李康仁」の誕生と2大会連続の4強入りを目指す。今大会は来月12日までの23日間、アルゼンチン4都市で開かれる。24ヵ国が4チームずつ6組に分かれて1次リーグを行う。各組1、2位と各組3位の6チームのうち、上位4チームがベスト16に進む。ベスト16からはトーナメント戦で行われる。

1977年から2年ごとに開催されたU-20W杯は、新型コロナウイルス感染拡大で2021年大会が中止され、今年4年ぶりに開かれる。

7日、ブラジル入りして合宿を実施した代表チームは17日、決戦の地アルゼンチンに入った。金監督は、「ブラジルでは時差や気候などに適応した。アルゼンチンがブラジルと大差がなく、選手たちの適応に困難はない」とし、「試合当日、最高のコンディションになるよう準備する」と話した。代表チームは23日午前3時、フランスとグループリーグF組第1戦を行う。26日午前6時にホンジュラスと第2戦、29日午前6時にガンビアと第3戦を行う。

FIFAはU-20W杯ホームページで韓国を紹介し、キム・ジス(19)を「キープレーヤー」に挙げた。DFがキープレーヤーに選ばれたのは珍しい。FIFAは「キム・ジスは優れたビルドアッププレーと正確なパスで韓国攻撃の基盤を作る。特にスピードと力が強い」とし、「アジアサッカー連盟U-20アジアカップでキム・ジスは韓国守備の要だった」と評価した。

代表チームで並んで4ゴールずつを決めたFWペ・ジュンホ(20・大田)とキム・ヨンハク(20・ポルティモネンセSC)も注目を集める。FIFAはペ・ジュノについて「ボールタッチとパスともに素晴らしい。特に豊富な運動量でピッチを駆け回り、相手守備にとっては悪夢だ」と分析した。アジア杯で2ゴールを決めたキム・ヨンハクは、突破力と決定力が高く評価されている。キム・ヨンハクは、「優勝候補フランスが初戦相手だが、しっかり準備をして必ず勝ってみせる」と話した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com