Go to contents

北朝鮮の軍事偵察衛星、金正恩氏の発射命令だけが残された

北朝鮮の軍事偵察衛星、金正恩氏の発射命令だけが残された

Posted May. 18, 2023 08:33,   

Updated May. 18, 2023 08:33

한국어

北朝鮮が17日、軍事偵察衛星1号機の(発射体)搭載準備が完了したと明らかにした。先月18日、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が娘のジュエ氏と共に国家宇宙開発局を訪れ、計画された期日に打ち上げ準備を完了するよう指示して1ヵ月が経った。正恩氏の「発射命令」だけが残されたものとみられる。

北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、正恩氏が16日に「偵察衛星1号機の打ち上げ事業を現地指導し、『今後の行動計画』を承認した」と報じた。正恩氏は、衛星製造の完了宣言後28日間姿を見せなかったが、先月18日に娘のジュエ氏と共に国家宇宙開発局を訪れた。同通信によると、正恩氏は「組立状態の点検と宇宙環境テストを最終的に終えて搭載準備が完了した」軍事偵察衛星1号機を視察したという。正恩氏が承認したという「今後の行動計画」は、製造と搭載準備を終えた衛星を近く発射体に搭載して打ち上げる計画を指すとみられる。北朝鮮は同日、偵察衛星の実物写真も公開した。


ユン・サンホ記者 コ・ドイェ記者 ysh1005@donga.com · yea@donga.com