ケインがＥＰＬ通算２０９点目、ルーニーを超えＥＰＬ単独２位に

ハリー・ケイン（３０、トッテナム・ホットスパー）がイングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）で頭でシーズン２桁得点を記録した最初の選手となった。ケインはＥＰＬ通算得点単独２位にも上がった。

ケインは６日、本拠で行われた今季ＥＰＬクリスタルパレス戦の前半ロスタイムに頭で先制決勝ゴールを決めた。ケインはペドロ・ポロがペナルティーエリア右の外郭から上げたクロスに頭を合わせてゴールネットを揺らした。 今季リーグ２６点目で、頭に決めた１０点目だった。 スポーツデータ専門会社のオプタによると、ＥＰＬで１シーズンに頭で１０ゴールを決めた選手はケインが初めて。１９３センチの長身ＦＷダンカン・ファーガソン（引退）がエバートンでプレーしていた１９９７～１９９８シーズンに計１１ゴールを記録したが、このうち９ゴールを頭で決めた。 ケインの身長は１８８センチだ。

ケインはこの日のゴールでＥＰＬ通算２０９点目を記録し、ウェイン・ルーニー（引退、４９１試合２０８ゴール）を抜いて同部門単独２位になった。ケインは、「ＥＰＬ最高選手だったルーニーの記録を越えて特別な気持ちだ。これからも引き続きゴールを決めたい」と話した。 ＥＰＬ通算得点１位は２６０ゴールのアラン・シアラー（引退）。３６歳まで４４１試合に出場したシアラーは１試合当たり平均０．５９ゴールを決めた。ケインは同日までリーグ３１７試合に出場し、１試合当たり平均０．６６ゴールを記録している。今の得点ペースなら、２、３シーズン以内にシアラーを超えることができる。ケインは２０９ゴールのうち４０ゴールを頭で決めた。

同日、クリスタルパレスを１－０で破ったトッテナムは、先月８日のブライトン戦以来１ヵ月ぶりに勝利を味わった。トッテナムは直近４試合で１分け３敗と振るわなかった。勝ち点を５７（１７勝６分け１２敗）に伸ばしたトッテナムは６位に順位を一つ上げた。しかし、トッテナムは７位ブライトン（勝ち点５５）より３試合多く消化している。 孫興民は先発出場して後半４４分までプレーしたが、攻撃ポイントはなかった。


金東昱 creating@donga.com