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与党の金在原・太永浩両氏、「最高委員辞任しない」

与党の金在原・太永浩両氏、「最高委員辞任しない」

Posted May. 08, 2023 08:23,   

Updated May. 08, 2023 08:23

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8日に党倫理委員会の懲戒審議を控えている与党「国民の力」の金在原(キム・ジェウォン)最高委員と太永浩(テ・ヨンホ)最高委員が、週末に「世論戦」を繰り広げ、事実上の抵抗モードに入った。党内では、「世論を考慮すれば、2人の最高委員に対する重懲戒は避けられない」という意見が出ており、倫理委は早ければ審議当日の8日、すぐに懲戒レベルを決定するものとみられる。党内では、党員権1年停止という重い処分が下されるとの観測が流れている。

金氏は6日、フェイスブックで、自身への懲戒に反対するオンライン嘆願書への参加を呼びかけた。金氏は同日、自身の懲戒反対に署名した約2万人のうち半分ほどが「偽党員」というメディア報道に対し、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の成功を願う一般国民が『偽物』と誹謗中傷されてはならない」と述べた。

太氏も同日、報道資料を発表し、大統領室の国会議員候補公認介入で物議を醸した議員室会議の録音流出や「分割後援金」疑惑に関する個人情報流出に対して捜査を依頼すると明らかにした。太氏は、「(職員の)数百万ウォンの横領が確認された」とし、これも警察に告発すると話した。太氏側は、横領疑惑を受けている現職補佐官が録音を流出させたと疑っている。

両氏は週末に強気のメッセージを出し、8日の倫理委でも説明する考えを示したとみられる。ある同党執行部の関係者は、「2人とも自発的に辞任する考えは全くないようだ」と話した。

こうした状況の中、与党の金起炫(キム・ギヒョン)代表が、4日に続き8日の最高委員会会議も取り消し、両氏の最高委への出席を阻止しようとしているのではないかという見方もある。これに対し、劉相凡(ユ・サンボム)首席報道担当は、「懲戒手続きなどと関連した誤解や懸念を払拭するため」と話した。

最大野党「共に民主党」は、太氏をめぐる議論と関連し、公式の捜査を依頼することを求めた。姜仙祐(カン・ソンウ)報道担当は記者会見で、「国民の力の執行部は、倫理委の懲戒に先立ち、太氏を取り巻くすべての疑惑について捜査依頼をすべきだ」と主張した。同党の検察独裁政治弾圧対策委員会も、「録音ファイルまで出てきた。李珍福(イ・ジンボク)大統領室政務首席秘書官らに対する捜査を遅らせる理由はない」と韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官に捜査を迫った。


チョ・グォンヒョン記者 キム・ウンジ記者 buzz@donga.com · eunji@donga.com