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「別れる決心」か、PSGが無断でサウジ渡航のメッシに活動停止処分

「別れる決心」か、PSGが無断でサウジ渡航のメッシに活動停止処分

Posted May. 04, 2023 08:52,   

Updated May. 04, 2023 08:52

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リオネル・メッシがシーズン途中、所属チームのパリ・サンジェルマン(PSG)の許可を得ずにサウジアラビアへ渡航し、2週間の活動停止処分を受けた。メッシとPSGの契約期間は来月までだが、再契約は事実上流れたものと欧州のメディアは伝えている。英BBCは3日、「PSGがチーム練習に無断で参加しなかったメッシに2週間活動停止懲戒を下した」と報道した。シーズン終盤、マルセイユとリーグ・アン首位争いを繰り広げているPSGとしては強気を見せた格好だ。懲戒期間中、メッシは試合だけでなくチーム練習にも参加できない。給与も支払われない。

PSGはメッシなしでリーグ2試合を行うことになった。メッシは1日、ロリアンとのホームゲームを終えた後、サウジへ渡航した。メッシはサウジ観光広報大使を務めている。今回の渡航も広報大使活動と関連した撮影のためだという。メッシは3日、ソーシャルメディア(SNS)にサウジ関連の掲示物を掲載した。PSGは2011年にカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)が買収したが、QSIはカタール投資庁の子会社だ。

フランスメディアのレキップによると、メッシはサウジへ発つ前にクラブに渡航を許可してほしいと要請したが、受け入れられなかった。PSGがローリアンに1-3で敗れ、チームの雰囲気が沈んだのが影響を及ぼしたものと見られる。BBCは、メッシに対する懲戒処分のニュースを伝える中で、「PSGファンはもはやメッシを望まない。メッシとPSGの契約が延長されることはないだろう」と伝えた。レキップは、「メッシに対する活動停止懲戒はPSGでの彼の歴史が終わったことを示している」と書いた。

PSGがメッシと「別れる決心」を固めたと見られる状況下で、メッシが次の新天地としてどのクラブを選ぶかに注目が集まっている。メッシの古巣バルセロナ(スペイン)は最近、メッシに直接会って復帰を説得したとも主張した。米国や中東リーグのチームがメッシの獲得に関心を示しているという報道もある。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com