米プロバスケットボール（ＮＢＡ）を代表する２人のスーパースター、ステフィン・カリー（３５、ゴールデンステート・ウォリアーズ）とレブロン・ジェームズ（３９、ロサンゼルス・レイカーズ）のプレーオフ（ＰＯ）対決が実現した。
ゴールデンステートは１日、サクラメント・キングスとの「ＮＢＡプレーオフ２０２３」ウェスタン・カンファレンス１回戦（７戦４勝制）の第７戦を１２０－１００の勝利で飾り、シリーズ成績を４勝３敗とし２回戦に駒を進めた。これでカリーとジェームズのプレーオフ（ＰＯ）対決が実現した。前年ＰＯシリーズ覇者ゴールデンステートのＰＯ２回戦相手がレイカーズだ。レイカーズはＰＯ１回戦でメンフィス・・グリズリーズを４勝２敗で下し、先月２９日に２回戦に先乗りした。
カリーとジェームズがＰＯで対決するのは５年ぶり。二人は２０１７～２０１８シーズンまで４シーズン連続でＮＢＡファイナルで対戦した。当時ジェームズはクリーブランド・キャバリアーズ所属だったが、２０１５～２０１６シーズンにクリーブランドが優勝し、残りの３回はゴールデンステートが制した。カリーは「ＰＯでジェームズと対戦したのは僕にとって特別な経験だった。ジェームズと僕がこのレベルの試合を今まで続けられるのは祝福だ。ジェームズと向き合うもう一度のＰＯを楽しみにしている」と話した。NBA.comは二人のスーパースターの対決の実現を伝え、「ＰＯで二人の最後の決戦になるかもしれない。通常のＰＯ２回戦とは違う。（ファンは）楽しえばいい」と書いた。
今季レギュラーリーグではゴールデンステート（４４勝３８敗）が６位、レイカーズ（４３勝３９敗）が７位だった。対戦成績はレイカーズが３勝１敗で上回っている。カリーはＰＯ１回戦の７試合で平均３３.７得点、４.９リバウンド、４.９アシストを記録した。特にサクラメントとの第７戦では３点シュート７本を含め５０点を決め、ＰＯ１試合得点「キャリアハイ」を記録した。ＰＯ第７戦で５０点以上を入れた最初の選手としても名前を残した。
ジェームズはＰＯ１回戦６試合で平均２２.２得点、１１.２リバウンド、５.２アシストを記録した。メンフィスとのＰＯ１回戦第４戦では２２得点、２０リバウンドでＰＯ歴代最高齢２０得点－２０リバウンドを達成した。
７戦４勝制で行われる両チームのＰＯ２回戦第１戦は３日に行われる。
강동웅 leper@donga.com
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