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朴洸瑥、李元旭、洪翼杓3氏の三つ巴に 民主党院内代表戦

朴洸瑥、李元旭、洪翼杓3氏の三つ巴に 民主党院内代表戦

Posted April. 19, 2023 08:36,   

Updated April. 19, 2023 08:36

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2021年の全党大会をめぐって「現金入り封筒疑惑」の波紋が広がる中、最大野党「共に民主党」が18日、候補者登録を開始し、次期院内代表選に突入した。次期院内代表は、来年の総選挙を控え、現職議員約10人が「現金入り封筒事件」に関与したという疑惑を受ける超大型の悪材料を収拾しなければならない課題を抱えることになった。選挙は今月28日に行われる。

今回の選挙では、3回の朴洸瑥(パク・グァンオン)、李元旭(イ・ウォンウク)、洪翼杓(ホン・イクピョ)議員の三つ巴になるものとみられる。当選2回の金斗官(キム・ドゥグァン)議員も同日、候補登録を終えた。

選挙前に起こった現金入り封筒疑惑に対する収拾策をめぐり、候補たちは微妙な違いを見せた。親李洛淵(イ・ナクヨン)系をはじめ、民主主義4.0などの支持を受ける朴氏は、「党指導部が独自に収拾案を設けているので、まずは滞りなく進めることが重要だ」と現指導部に力を加えた。洪氏は、電話取材に対して、「問題の核心は宋永吉(ソン・ヨンギル)前代表」とし、「宋前代表が早く帰国して解明すべき部分と責任を取る部分を明らかにしなければならない」と話した。洪氏は、「経済民主化と平和統一のための国民連帯」(民平連)および党内最大議員の会である「より良い未来」所属で、「親明」(親李在明)陣営に近いとされる。

「非明」(非李在明)系である李氏は、党レベルの真相調査を強調した。李氏は、「検察が来年の総選挙まで捜査を続ける可能性があるため、党内部で正確な真相を把握しなければならない」とし、「ネロナムブル(私がすればロマンス、他人がすれば不倫)ではなく、真相を究明し、再創党の覚悟で臨まなければ信頼を回復することはできない」と述べた。

同党のある当選2回議員は、「主要候補らの派閥色がはっきりしていないため、今回の選挙では党の危機を収拾できる個人の能力が重要な投票の基準になるだろう」と話した。


朴訓祥 tigermask@donga.com