公取委「暴雨によるゴルフ中断時は１ホール単位で料金精算」

韓国国内主要ゴルフ場が、大雨や霧などで試合を中断する時も料金を過度に課し、公正取引委員会の指摘で約款を見直した。安全事故が起きた時、ゴルフ場の免責を定めた条項も修正した。

公取委は１３日、国内３３のゴルフ場事業者の会則と利用約款を審査し、不公正約款を自主的に是正するよう勧告したと発表した。特に、多くのゴルフ場は、大雪や大雨、霧などの悪天候で試合を終えることができなかったにもかかわらず、料金を過度に課したことが分かった。例えば、試合が２ホール以上〜９ホール以下で中断されても全体料金の半分を、１０ホール以上で中断されたら全体料金を払わせるやり方だ。公取委はこれを是正し、顧客が利用した分だけ、１ホール単位で料金を精算するようにした。

安全事故が発生した場合、「当クラブは、責任を負わない」としてすべての責任を利用者に転嫁したり、ゴルフクラブの紛失・自動車盗難などに対してゴルフ場の責任を免除する条項も不公正だと見た。公取委は、事業者や従業員の帰責によって損害賠償責任を負うことができるよう約款を見直した。

会員制ゴルフ場に新規会員として加入したり、会員権を譲渡される際、具体的な基準なしにゴルフ場の承認を受けるようにした規定も見直した。公正取引委員会は、会員資格を制限するゴルフ場は、「禁治産者または限定治産者でない者」、「回生または破産手続きにない者」等、具体的な基準を明示するようにした。


崔惠? herstory@donga.com