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趙賢東新駐米大使、米政府からアグレマン…歴代最短期間

趙賢東新駐米大使、米政府からアグレマン…歴代最短期間

Posted April. 08, 2023 08:55,   

Updated April. 08, 2023 08:55

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は7日、外交部第1次官に張虎鎮(チャン・ホジン)駐ロシア大使を、駐米大使に趙賢東(チョ・ヒョンドン)外交部第1次官を内定した。趙氏は、歴代駐米大使の中で最も早く米政府からアグレマン(同意)を受けた。趙氏は来週現地に赴任し、26日(現地時間)に予定されている韓米首脳会談の準備など業務に取り組む。

張氏と趙氏はともに正統派外交官出身。張氏は、ソウル大学外交学科を卒業し、外交部に入った後、外交部北朝鮮核外交企画団副団長や北米局長などを歴任した。金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長とは、李明博(イ・ミョンバク)政権時、大統領府で共に働いた経歴がある。

趙氏は、韓国外国語大学を卒業し、外交部に入った。駐米大使館公使、外交部北朝鮮核外交企画団長などを歴任した代表的な「北米・北核通」とされる。趙氏も金氏と親しい。

通常、米政府が大使赴任を承認するまで4週間以上かかるが、趙氏の場合、異例にも早くアグレマンが付与された。外交筋は、「アグレマンが出るまで1週間ほどかかったと聞いている」と話した。2012年、崔英鎮(チェ・ヨンジン)駐米大使が10日でアグレマンを付与されたが、これより早くアグレマンの手続きが完了したのだ。同筋は、「今月、尹大統領の訪米などが予定されているため、米国側が様々な状況を考慮して迅速にアグレマンを付与したようだ」と付け加えた。駐米大使のポストは、金聖翰(キム・ソンハン)国家安全保障室長が辞退し、趙太庸(チョ・テヨン)前駐米大使が国家安全保障室長に任命されたため、空席状態だった。


申晋宇 niceshin@donga.com