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昨年売れた車の「10台に1台」がEV、全販売車802万台の9.9%

昨年売れた車の「10台に1台」がEV、全販売車802万台の9.9%

Posted February. 21, 2023 08:43,   

Updated February. 21, 2023 08:43

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昨年の部品供給難と金利高・物価高の悪材料の中でも、全体販売車の「10台に1台」が電気自動車(EV)であることが調査で明らかになった。昨年、アイオニック6をはじめとする新車発売と販売地域の拡大に乗り出した現代(ヒョンデ)自動車グループは、前年比52.9%成長した37万4963台のEVを販売し、世界市場のEV販売台数順位で7位につけた。

韓国自動車研究院は20日、このような内容をまとめた「2022年のグローバルEV販売業績の分析」と題した報告書を発表した。報告書によると、EVは世界市場で前年同期比67.9%増の802万555台が販売された。同期間販売された全体自動車8063万1101台の9.9%に当たる数値だ。これまでのEVの販売の割合は、2020年は2.9%、2021年は5.9%だった。

国別に見ると、中国のEVの販売台数は2021年より86.1%増の507万5286台を記録し、世界トップ(シェア63.3%)のEV市場の座を守った。欧州と米国はそれぞれ前年同期比25.5%と58.9%増の162万2895台と80万2653台を販売した。昨年16万2987台(△61.2%)を販売した韓国は、世界4位の市場でその後を継いだ。

テスラは昨年、自動車メーカー(グループ)の中で最も多い131万3887台を販売した。続いて、中国内需市場を掌握している中国メーカーBYD(92万5782台)と上海自動車(90万418台)は、2位と3位となった。現代自動車グループは、フォルクスワーゲン(57万4708台)や吉利自動車(42万2903台)、ルノー日産(39万2244台)に次いで7位につき、前年(6位)より順位が一ランク下がった。

「第2のテスラ」を打ち出して、後発走者としてEV市場に参入したリビアン(2万4337台)やルシード(7180台)などのスタートアップは、独自の生産目標や市場の期待に及ばない成績にとどまった。


金在亨 monami@donga.com