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物価3.5%上昇なら来年の私立大学授業料は794万ウォン 大学教育研が分析

物価3.5%上昇なら来年の私立大学授業料は794万ウォン 大学教育研が分析

Posted February. 10, 2023 08:57,   

Updated February. 10, 2023 08:57

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今年の韓国国内の物価上昇率が、政府の予想値である3.5%まで上がれば、その影響で来年の私立大学の授業料は平均42万ウォン上がるだろうという分析が出た。

9日、大学政策分野の民間研究所である大学教育研究所は、2024年、各大学が法定上限幅まで授業料を引き上げる場合、私立大学の平均授業料は794万ウォンに達するものと分析した。これは2022年の私立大学の平均授業料(752万ウォン)より、42万ウォン上がるものだ。

系列別では、医学が1107万ウォン、工学が877万ウォン、芸術・体育が874万ウォン、自然科学が824万ウォン、人文社会が688万ウォンになると分析された。今年の授業料は、各大学がまだ審議中なので確定していない。

高等教育法上、大学は「直前の3年間」の物価上昇率の平均の1.5倍まで授業料を上げることができる。昨年から物価は上がり続け、1月の物価上昇率は5.2%に達している。このため、昨年は1.65%だった授業料の引き上げの上限も、今年は4.05%まで上がっている。研究所は、来年の授業料の引き上げ上限が5.55%まで上がると予測している。政府の国家奨学金Ⅱを受けることができなくても、法定上限線まで授業料を引き上げようとする大学が増えかねない背景となっている。

研究所は、2024年から毎年物価上昇率が2.5%を維持すれば、2028年は私立大学の平均授業料が最大で940万ウォンまで上がるものと予想した。研究所は、「政府は授業料の引き上げを最小化したいなら、大学財政危機の克服のための支援を強化しなければならない」と明らかにした。


朴星民 min@donga.com