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新型コロナ再感染の致死率、初回感染より79%高い

新型コロナ再感染の致死率、初回感染より79%高い

Posted January. 19, 2023 08:38,   

Updated January. 19, 2023 08:38

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新型コロナに2度目にかかった人の致死率が、初めて感染した人の致死率より80%ほど高いことが明らかになった。致死率とは、全感染者のうち死者の割合のこと。

18日、中央防疫対策本部は、昨年7月24日から12月10日までの新型コロナ感染者847万2714人を対象に、感染回数別の致死率を分析した結果を発表した。この結果によると、2回目の感染時の致死率は0.11%で、1回目の感染時の致死率(0.06%)の1.79倍だった。再感染の致死率が高い正確な理由は、まだ分かっていない。

新型コロナの再感染者数は着実に増加し、現在、全体感染者の5人に1人が再感染者であることが分かった。1月第1週(1~7日)の全体感染者のうち再感染者の割合は19.92%で、直前週(19.02%)より高くなった。防疫当局は、再感染を防ぐためのワクチン接種を強調した。中央防疫対策本部は、「ワクチン接種は、再感染時に重症に状態が悪くなったり死亡したりするリスクを低くする」とし、「過去に感染したことがあっても、追加接種が必要だ」と強調した。

一方、中央防疫対策本部は、中国に対する強力な防疫措置の2週目(8~14日)に韓国内外の人を含む中国からの入国者全体の新型コロナ検査の陽性率は5.8%で、1週目(2~7日)の18.1%に比べて12.3%減少したと発表した。

中央防疫対策本部のイム・スクヨン状況総括団長は、「陽性率が3分の1の水準に減少するなど、防疫強化の措置がある程度効果を見せているが、中国内の新型コロナの流行自体が減少したと判断するにはまだデータが不足している」とし、「(今後の対中国防疫措置は)21~27日の春節連休後の状況まで見極める必要がある」と明らかにした。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com