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無免許の10代が「非対面共有車」を運転、20代の大学生を跳ねて死なせる

無免許の10代が「非対面共有車」を運転、20代の大学生を跳ねて死なせる

Posted January. 06, 2023 08:52,   

Updated January. 06, 2023 08:52

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非対面のアプリケーション(アプリ)で車を借りた無免許の10代のドライバーが、歩行者を跳ねて死亡させる事故が発生した。

5日、忠清南道公州(チュンチョンナムド・コンジュ)警察署によると、A君(16)は3日午前9時35分ごろ、公州市新官洞(シングァンドン)の市外バスターミナル前の道路で、K3乗用車を運転して横断歩道を渡っていた大学生のBさん(25)を跳ねた。Bさんは心停止の状態で病院に運ばれたが、結局死亡した。

近くの防犯カメラを確認した結果、A容疑者は事故当時、居眠り運転をしてセンターラインを越えて逆走し、横断歩道の区間でも速度を落とさなかったことが分かった。B氏を跳ねた後、歩道にあった信号柱にぶつかってやっと止まった。B氏は休みを迎えて故郷に帰って、家族に会いに行く途中だった。

警察の調査結果、A容疑者は友人と一緒に友人の両親の運転免許証を利用して共有車両プラットフォームで乗用車を借りたことが分かった。A容疑者と友人は約8時間、大田(テジョン)や世宗(セジョン)、忠清南道(チュンチョンナムド)一帯を走り回りながら無免許運転をしたという。

警察は、A容疑者を交通事故の特例法上の過失致死などの容疑で立件し、取り調べを行っている。警察の関係者は、非対面で車を貸す場合、画像認証のような装置を置いてこそ、未成年者の不法無免許運転を防ぐことができる」と述べた。


池明勳 mhjee@donga.com