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1年ぶり豪州入りのジョコビッチ、全豪オープン10勝目と四大大会22勝に挑戦

1年ぶり豪州入りのジョコビッチ、全豪オープン10勝目と四大大会22勝に挑戦

Posted December. 29, 2022 09:16,   

Updated December. 29, 2022 09:16

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ノバク・ジョコイッチ(35)が新型コロナウイルスのワクチン未接種で逃した全豪オープントロフィーを奪還することはできるだろうか。

ジョコイッチが豪州から追放されてから1年ぶりに豪州入りした。ジョコビッチの豪州入りが今更注目を集めているのは、今年初めに豪州入国を拒否されて経験した曲折が大きな話題を呼んだからだ。ジョコビッチは今年1月、全豪オープン4連覇を目指してメルボルン空港までは到着したが、空港に足止めされた。新型コロナウイルス感染症のワクチンを拒否していたジョコビッチは、約2週間前に新型コロナに感染したことを根拠に大会主催側からワクチン接種免除を許可され、豪州行きの飛行機に乗ったが、海外からの入国者にワクチン接種を義務付けていた豪州連邦政府はジョコビッチに例外を許さなかったからだ。連邦政府とビザ認定をめぐって法的攻防を繰り広げたジョコビッチは、ホテルに5日間抑留され、最終的に追放された。

豪州移民法の規定上、一度ビザ問題で追放された場合、3年間の再入国が拒否されるため、全豪オープン男子シングルス最多優勝記録(9回)保持者のジョコビッチが再び全豪オープンに出場できるかどうかは、世界テニスファンの大きな関心事だった。結局、豪州連邦政府はジョコビッチが全豪オープンに再び出場できるよう11月の再入国を許可することにし、ジョコビッチは全豪オープン前哨戦として1月1日から始まる男子プロテニス(ATP)ツアーのアデレードインターナショナル1に出場するため、27日にアデレード入りした。

ジョコビッチの全豪オープン出場が可能になったことを受け、ファンの関心は彼の不在中にラファエル・ナダル(36・スペイン)に贈られた優勝カップの奪還と歴代四大大会最多勝利の達成に集まっている。今年初めまでは通算四大大会優勝回数(20回)で並んだが、ナダルは全豪オープンと全仏オープンを相次いで制し、ジョコビッチはワクチン未接種で全豪オープンと全米オープンに出られずウィンブルドン優勝だけを追加し、ナダルが最多優勝(22勝)単独首位になった。

ジョコイッチの特別な気持ちを伝えた。ジョコビッチは「キャリアの中で、全豪オープンではいつも強かった。今年初めに多くのことがあったが、豪州のファンが暖かく迎えてくれることを願う」と意気込みを語った。


任寶美 bom@donga.com