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与野党議員らが海外出張、予算案処理の本会議に欠席

与野党議員らが海外出張、予算案処理の本会議に欠席

Posted December. 15, 2022 08:35,   

Updated December. 15, 2022 08:35

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来年度予算案をめぐって与野党の意見が折り合わず、15日の本会議での処理を目指して交渉を続けている中、一部の議員が海外出張で本会議に欠席することが明らかになった。議政活動の一環だが、民生経済危機の中、予算案処理という国会の最も重要な責務をなおざりにしているという批判の声が起こっている。

14日、国会によると、国会政治改革特別委員会(政改特委)所属の与野党議員8人は11日、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官に対する解任建議案の採決直後、欧州に向かった。最大野党「共に民主党」の金永培(キム・ヨンベ)、南仁順(ナム・インスン)、辛正勲(シン・ジョンフン)、田載秀(チョン・ジェス)議員ら4人、与党「国民の力」の姜旻局(カン・ミングク)、曺海珍(チョ・ヘジン)、崔炯斗(チェ・ヒョンドゥ)議員ら3人、野党正義党の沈相奵(シム・サンジョン)議員だ。

彼らは7日間、アイルランド、フランス、ドイツを訪れる。今回の出張は、選挙制度や選挙区改編などに関する海外議会の事例を視察するために数ヵ月前から予定されていたという。しかし、帰国日が17日で、15日に予定された本会議の出席は不可能な状況だ。これについて政改特委関係者は、「定期国会終了後に、以前から計画された日程」とし、「決して外遊性出張ではない」と説明した。

「国民の力」の李周桓(イ・ジュファン)、李憲昇(イ・ホンスン)議員も、2030釜山(プサン)世界博覧会誘致のために11日から19日までハンガリーや中央アジアを訪れる。8月の中央アジア大統領特使団訪問の後続措置の性格だという。

また、国会文化体育観光委員会所属議員らは、韓日交流の活性化に向けた観光インフラの点検のために12日から日本を訪問している。彼らは当初16日に帰国する予定だったが、海外出張で本会議を欠席することに対する批判世論が起こり、15日午前に帰国するよう日程を調整した。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com