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ユ・ヘランが来季LPGAツアー出場資格を獲得、予選会をトップで通過

ユ・ヘランが来季LPGAツアー出場資格を獲得、予選会をトップで通過

Posted December. 13, 2022 08:56,   

Updated December. 13, 2022 08:56

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韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー新人王出身のユ・ヘラン(21)が米女子プロゴルフ(LPGA)クォリファイングシリーズ(Qシリーズ=LPGAの来季出場資格を争う最終予選会)をトップで通過し、これからはLPGAツアー新人王に挑戦することになった。

ユ・ヘランは12日、米アラバマ州ドーサンのハイランドオークスGC(パー72)で行われたQシリーズ最終8ラウンドで、6バーディー、2ボギーでスコアを4つ伸ばし、通算29アンダー545で1位につけた。2位の米国のベイリー・ターディー(26)と2打差だった。昨年、アン・ナリン(26)に続き、2年連続で韓国選手がトップで突破する喜びを味わった。韓国勢がQシリーズで1位になったのは、1997年のパク・セリ(当時1位タイ)を皮切りに、チェ・ヘジョン、キム・インギョン、ソン・アリ、イ・ジョンウンなどに次いで7人目だ。

計100人が参加するQシリーズは2週間、計8ラウンドの強行軍を行う。1週目が終わった後、上位70人だけが2週目の試合に参戦する。最終結果、上位20人に来年LPGAツアー出場権が与えられる。ユ・ヘランは世界ランキング75位以内の資格でQシリーズ出場権を得た。現在、世界ランキングは50位だ。

Qシリーズをトップで突破し事実上全試合出場権を手にしたユ・ヘランは、来年LPGAツアーで最も有力な新人王候補に浮上した。2019年の「ホット6」イ・ジョンウン(26)以後、韓国選手新人王がいない。ユ・ヘランは「国内舞台で新人生活を終えたばかりなのに、再びLPGAツアーで新人として活躍することになり、不慣れというより慣れている。世界最高のツアーに合流するという事実が意味が大きく、またこの試合で1位になれて誇らしい」と話した。

ユ・ヘランは国家代表として2018年ジャカルタ・パレンバンアジア大会団体戦で銀メダルを獲得し、KLPGA2部ツアーでプレーしていた2019年に招待選手として出場したKLPGAツアー済州三多水(チェジュ・サムダス)マスターズで優勝し、翌年はKLPGAツアーに進出した。同年、新人王を獲得し、KLPGAツアーで5勝を挙げた。2022シーズンには最後まで大賞と平均ストローク数でタイトル争い(以上2位)を続けた。ユ・ヘランは昨シーズン、パーオン率78.51%で3位になるなど精巧なプレーが武器だ。自らも「米国に比べて韓国コースが非常に狭いため、正確なショットが必要だ。今大会にも大いに役立った」と説明した。シーズンを控えてはパッティング練習に力を入れるものとみられる。

国家代表常備軍出身のパク・クムガン(21)も通算20アンダー554で9位タイでツアーカードを獲得した。


姜泓求 windup@donga.com