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「K兵器が来た」ポーランド大統領が出迎え

「K兵器が来た」ポーランド大統領が出迎え

Posted December. 08, 2022 08:31,   

Updated December. 08, 2022 08:31

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ポーランドが注文した韓国製兵器K2「黒豹(フクピョ)」戦車とK9自走砲が現地に到着した。6日、ドゥダ大統領、ブワシュチャク国防相が参加する中、ポーランド北部のグディニャ海軍基地で引渡式が行われたと、AP通信は伝えた。K2戦車10台とK9自走砲24門が1次実行契約を結んでから4ヵ月経った同日、ポーランドに引き渡された。

ポーランドは、北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)の加盟国としてウクライナに軍事支援をしてきた。これによる戦力の空白を速やかに埋めることを望んでいた。ドゥダ氏は引渡式で、「ロシアの侵攻とウクライナ戦争の局面で、迅速な兵器引渡が重要だった」とし、「防衛のためにわが軍がこのような近代化装備を備えることは必須」と述べた。

引渡式に出席した厳東煥(オム・ドンファン)韓国防衛事業庁長は、「今回の兵器引き渡しは、韓国とポーランドの関係の歴史に重要な意味を持つ」とし、「足早に変化する安全保障状況に韓国の戦車と自走砲が大きな役割を果たすだろう」と述べた。ポーランド政府は2025年までに韓国製K2戦車980台、K9自走砲648門、FA50軽攻撃機3機編隊(計48機)、K239多連装ロケット「天橆(チョンム)」288門を導入することを決めた。総契約規模は87億ドル(約11兆ウォン)以上になる見通しだ。


金民 kimmin@donga.com