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元喜龍長官、事故頻発のコレイルに「いったい何をやっているんだ」と叱咤

元喜龍長官、事故頻発のコレイルに「いったい何をやっているんだ」と叱咤

Posted November. 12, 2022 08:33,   

Updated November. 12, 2022 08:33

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国土交通部(国土部)の元喜龍(ウォン・ヒリョン)長官は、「(4組2交代へと勤務体系が変わったのは)国土部は反対したが、韓国鉄道公社(コレイル)と労組が一方的に強行した事項だ」と、11日明らかにした。

同日開かれた国会国土交通委員会の全体会議で、元長官は最近相次いで脱線および労働者死亡事故が起きたコレイルに対してこのように明らかにした。コレイルは、今年から本格的に「4組2交代」に勤務体系を変更した。4日単位で昼間と夜間に1日ずつ勤務後、2日間休む構造で、従来の3組2交代に比べて勤務強度は低い。しかし、人材補充なしに無理に勤務体系を変更し、現場負担が増え、事故のリスクが高まったという批判が出ている。

元長官はこの日出席したコレイルの羅喜丞(ナ・ヒスン)社長に対して、「社長から変えない以上、いくら予算を投入しても意味がない」とし、「内部の人たちが自分たちで談合し、人員と予算のせいにする習性はだめだ」と叱責したりもした。質疑の途中で羅社長の返答を切って、「(コレイルは)何もやっていない。一体何しているんだ」と話した。

一方、野党は国土部にも責任があると追及した。曺五燮(チョ・オソプ)民主党議員と沈相奵(シム・サンジョン)正義党議員などは、国土部の魚命昭(オ・ミョンソ)第2次官に対し、「事故原因を安全無視の作業態度だと言えば、労働者に責任が転嫁される」とし、事故原因は国土部にもあると指摘した。


チョン・ソヨン記者 cero@donga.com