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週末の都心集会を「追悼集会」に変更、哀悼期間中の集会に批判の声も

週末の都心集会を「追悼集会」に変更、哀悼期間中の集会に批判の声も

Posted November. 05, 2022 08:59,   

Updated November. 05, 2022 08:59

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国家哀悼期間を迎えて、5日、ソウル都心で開かれる予定だった保守団体の集会は延期されたが、進歩団体は大規模な「梨泰院(イテウォン)ハロウィーン惨事」の追悼集会を開くことにした。国家哀悼期間の最終日に大規模な集団行動をすることについて、批判の声も出ている。

東亜(トンア)日報の取材を総合すると、毎週、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領退陣要求ろうそく集会を行っている進歩性向団体のろうそく勝利転換行動(ろうそく行動)は5日、ソウル中区(チュング)の市庁駅近くで、「追悼ろうそく集会」を開くと明らかにした。当初、光化門(クァンファムン)広場で行う予定だったが、光化門広場を管理するソウル市が許可せず、場所を変更した。

主催側は、警察に10万人規模の集会を開くと通知した。ろうそく行動側は、「犠牲者を心から追悼し、真相解明や責任者処罰ができるるよう、力と心を集めてほしい」という立場を明らかにした。

一方、全光焄(チョン・グァンフン)牧師が代表を務める自由統一党などの保守派団体は、毎週、鍾路区(チョンノグ)の東和(トンファ)免税店周辺で「主思派撲滅国民大会」を続けてきたが、惨事後の社会的雰囲気を勘案して、5日は集会を中止すると明らかにした。韓国労働組合総連盟(韓国労総)も同日、崇礼門(スンレムン)の付近で開く予定だった全国労働者大会を取り消した。「尹錫悦大統領退陣要求」の初集会を予告したろうそく中高生市民連帯も、「追悼の意を共にするために、集会を12日に延期した」とコメントした。

一部の市民は、惨事直後に大規模な都心集会を行うことに不快感を示した。会社員のキム・ウソンさん(31)は、「哀悼の意は良いが、追悼を政治に利用しようとしているのではないか心配だ」と話した。大学生のイ某氏(24)も、「先月、ろうそく行動集会に参加したが、今回は哀悼の意を込めて参加しない」と話した。


イ・スンウ記者 suwoong2@donga.com