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「指揮部はどこにいたのか」警察内部でに批判の声

「指揮部はどこにいたのか」警察内部でに批判の声

Posted November. 04, 2022 07:57,   

Updated November. 04, 2022 07:57

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「状況を判断し、警察人員を支援する権限と責任のある指揮官はどこにいらっしゃったのでしょうか」

慶尚北道(キョンサンブクド)で勤務している警察官のA氏は2日午後、警察内部網「ポールネット」に実名で文を掲載し、梨泰院(イテウォン)ハロウィーン惨事当時の警察の指揮部の対処を批判した。A氏は文の中で、「現場の職員が喉が裂けるほど、体が壊れるほど渾身の力を尽くす間、信じて頼る指揮部はなかった」とし、「現場の警察官がもがいている間、指揮部は何をしていたのか」と指摘した。

警察内部網などには2日と3日、今回の惨事と関連し、指揮部のずさんな対応を批判する現場の警察の掲示物が殺到した。

京畿(キョンギ)地域の現場の警察であるB氏は3日午前、内部網に掲載した文で、「指揮部は事前に計画を立てて、大規模な人材を動員すべきだった。交番の何人かの警察官が解決できることではなかった」と指摘した。

梨泰院の交番に対する警察の特別監察を批判する書き込みも相次いだ。現場警察官のC氏は2日午前、「監察調査をするなら、ソウル警察庁長など責任者を対象にしなければならないのに、なぜ現場で死ぬほど苦労した職員を呼んで調査するのか」と書き込んだ。首都圏の現場警察官のD氏も、やはり3日午前に書いた文で、「現場に責任を負わせようとする指揮部の旧態依然とした行動に自責の念に駆られる」と話した。この他にも、「庁長が先に服を脱ぐ勇気を見せてほしい」等の文が掲載され、2000~1万7000回ほどクリックされた。

ソウルのある交番警察官のE氏は3日、東亜(トンア)日報記者との電話インタビューで、「指揮部は、現場の警察のみで『しっぽ切り』をしようとしているようで残念だ」とし、「当時、指揮部が何をしたのか明確にし、国民の前で反省する姿を見せてほしい」と指摘した。


イ・スンウ記者 suwoong2@donga.com