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小規模事業者に計60兆ウォン支援も融資は309兆ウォン増加

小規模事業者に計60兆ウォン支援も融資は309兆ウォン増加

Posted October. 25, 2022 08:37,   

Updated October. 25, 2022 08:37

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新型コロナウイルス感染症の発生以降、小規模事業者や自営業者に支給した支援・補償金は60兆ウォンに達するが、自営業者の融資の残額は新型コロナ以前より300兆ウォン以上増加したことが分かった。

24日、中小ベンチャー企業部によると、2020年9月の「新しい希望資金」から今年第2四半期(4~6月)の損失補償金まで、小規模事業者への新型コロナ関連支援金と補償金は計60兆3000億ウォンと集計された。災害支援金が16兆ウォン、防疫支援金が14兆2000億ウォン、損失補填金が22兆6000億ウォン、損失補償金が7兆5000億ウォンなどだ。中小ベンチャー企業部とは別に、雇用労働部は零細自営業者と特殊雇用職従事者などに1兆2000億ウォン規模の緊急雇用安定支援金を支給した。

政府の大規模な支援にもかかわらず、小規模事業者と自営業者の負債は2年半の間に約45%増えた。韓国銀行(韓銀)によると、自営業者向け融資の残高は6月末基準で994兆ウォンで、2019年末(685兆ウォン)より309兆ウォン増加した。第3四半期(7~9月)中に1000兆ウォンを超えたものと推定される。さらに基準金利まで相次いで上がり、自営業者の負担はさらに大きくなる構造だ。韓銀によると、6月末に自営業者の借主306万8000人を基準に計算する際、融資金利が0.5ポイント上昇すれば、1人当たりの平均利払いの負担は117万ウォン増加する。1.0ポイント上昇時は234万ウォン、1.5ポイント上昇時は351万ウォンずつ利息をさらに払わなければならない。


申東秦 shine@donga.com