勤勉や誠実は通用せず、進取果敢が最大の徳目 経験者たちが語る米シリコンバレーの企業文化
Posted September. 28, 2022 08:53,
Updated September. 28, 2022 08:53
勤勉や誠実は通用せず、進取果敢が最大の徳目 経験者たちが語る米シリコンバレーの企業文化.
September. 28, 2022 08:53.
by キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com.
「面接を受けに行ったら、『私』と『会社』の関係、私の人生のキャリアの方向性と会社のミッションの関係についてずっと聞かれたんです。臨機応変に答えるには難しい質問でした」27日、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)にあるネイバーグリーンファクトリーで、スタートアップアライアンスの主催で開かれた「シリコンバレーの韓国人2022」。10人の講演者の一人であるロブロックスのプロジェクトマネージャー(PM)のキム・へジンさんは、シリコンバレーでの過去の自分の就職失敗経験を紹介した。キャリアやトレンド、起業家の3つのセッションで行われた同日の行事は、シリコンバレーで活動する韓国人が出てきて、起業とスタートアップ、グローバル情報技術(IT)企業でのキャリア、組織文化などについて紹介した。韓国の大学で教育学科英文学を専攻したキムさんは、英語教師を夢見たが、結婚して博士課程に通い始めた夫について米国に渡った。現地で情報学と看護学の勉強など多様な挑戦をしながら、新しい適性を探していった。コーディングブートキャンプを修了後、適性を明確に見つけたが、むやみに入社志願をしたため、面接でいつも苦杯をなめた。キムさんは、「会社が望む通りにいつでも柔軟に使われる人材になることが重要だと考え、面接の時に勤勉や誠実、忠誠心をアピールしたが、それが失敗の要因だった」とし、「私自身と、会社の必要を理解して初めて、私とフィット(fit)が合う会社を探すことになった」と話した。また、別の講演者であるクァク・スジョン・メタ音楽エディターは、シリコンバレーでのコミュニケーション文化を共有した。多様な分野の組織員が集まってプロジェクトを進めるだけに、疎通が重要だと言われている。クァクさんは、「シリコンバレーの企業は、対話の機会を本当に多く与える」とし、「同僚と信頼を積めば、他のネットワーキングで自分が中心プレーヤーになることもある」と話した。さらに、「マネージャーに、自分がプロジェクトでどの程度貢献しているのか、その後の目標は何なのかを具体的かつ積極的に話すことも重要だ」とし、「何度もプロジェクトを成功させたので、昇進できると思っていたが、何の知らせもなく待っていた末に、マネージャーに聞いたら『あなたがそれを(昇進を)望んでいるとは知らなかった』と言われた」と話した。シリコンバレーでは、「進取果敢」が最大の徳目だ。AWSのハ・デウン事業総括は、「学閥は重要だが、敗者復活文化がうまくできており、最終結果に関心が高いのが米国だ」と話した。続けて「どれほど進取の気性を持って、本人の人生を積極的に開拓していくかを重視する雰囲気だ」と説明した。
한국어
「面接を受けに行ったら、『私』と『会社』の関係、私の人生のキャリアの方向性と会社のミッションの関係についてずっと聞かれたんです。臨機応変に答えるには難しい質問でした」
27日、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)にあるネイバーグリーンファクトリーで、スタートアップアライアンスの主催で開かれた「シリコンバレーの韓国人2022」。10人の講演者の一人であるロブロックスのプロジェクトマネージャー(PM)のキム・へジンさんは、シリコンバレーでの過去の自分の就職失敗経験を紹介した。キャリアやトレンド、起業家の3つのセッションで行われた同日の行事は、シリコンバレーで活動する韓国人が出てきて、起業とスタートアップ、グローバル情報技術(IT)企業でのキャリア、組織文化などについて紹介した。
韓国の大学で教育学科英文学を専攻したキムさんは、英語教師を夢見たが、結婚して博士課程に通い始めた夫について米国に渡った。現地で情報学と看護学の勉強など多様な挑戦をしながら、新しい適性を探していった。コーディングブートキャンプを修了後、適性を明確に見つけたが、むやみに入社志願をしたため、面接でいつも苦杯をなめた。
キムさんは、「会社が望む通りにいつでも柔軟に使われる人材になることが重要だと考え、面接の時に勤勉や誠実、忠誠心をアピールしたが、それが失敗の要因だった」とし、「私自身と、会社の必要を理解して初めて、私とフィット(fit)が合う会社を探すことになった」と話した。
また、別の講演者であるクァク・スジョン・メタ音楽エディターは、シリコンバレーでのコミュニケーション文化を共有した。多様な分野の組織員が集まってプロジェクトを進めるだけに、疎通が重要だと言われている。クァクさんは、「シリコンバレーの企業は、対話の機会を本当に多く与える」とし、「同僚と信頼を積めば、他のネットワーキングで自分が中心プレーヤーになることもある」と話した。さらに、「マネージャーに、自分がプロジェクトでどの程度貢献しているのか、その後の目標は何なのかを具体的かつ積極的に話すことも重要だ」とし、「何度もプロジェクトを成功させたので、昇進できると思っていたが、何の知らせもなく待っていた末に、マネージャーに聞いたら『あなたがそれを(昇進を)望んでいるとは知らなかった』と言われた」と話した。
シリコンバレーでは、「進取果敢」が最大の徳目だ。AWSのハ・デウン事業総括は、「学閥は重要だが、敗者復活文化がうまくできており、最終結果に関心が高いのが米国だ」と話した。続けて「どれほど進取の気性を持って、本人の人生を積極的に開拓していくかを重視する雰囲気だ」と説明した。
キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com
アクセスランキング