26番目の韓国人大リーガーとして名を連ねたペ・ジファン(23=ピッツバーグ・パイレーツ)がデビュー戦から2試合連続安打を放つ印象的な活躍を見せた。ペ・ジファンは25日、本拠で行われたシカゴ・カブス戦に1番・2塁手として先発出場し、4打数1安打2打点を記録して8連敗中だったチームの6-0勝利に貢献した。デビュー戦の前日、カブスとの試合では9番・二塁手として出場し、3打数1安打1四球2盗塁を記録した。
ペ・ジファンのメジャーデビューはピッツバーグとの契約以来4年ぶりのこと。慶北(キョンブク)高校を卒業したペ・ジファンは2018年にピッツバーグと契約した。2019年にはマイナーリーグシングルAでプレーした。2021年にダブルAを経て、今季はトリプルAまで上がった後、24日、メジャー舞台を踏んで26番目の韓国人大リーガーになった。右投げ左打ちのペ・ジファンはソウル高を出たカン・ベクホ(23=KT)と同級生だが、高校3年生だった2017年には「イ・ヨンミン打撃賞」を受賞した。同賞は同年の高校野球で最高打率選手に贈られたが、2017年にペ・ジファンは打率.474を記録した。
ペ・ジファンは様々なポジションを任せられるマルチプレイヤーだ。今季トリプルAで108試合に出場し、2塁手、3塁手、遊撃手などの内野手だけでなく左翼手、中堅手としてもプレーした。メインポジションは二塁手と遊撃手だ。ピッツバーグのデレク・シェルトン監督は、「ベ・ジファンが最初の2試合で良いプレーを見せた。様々なポジションでプレーできる才能のある選手」と満足げに語った。MLB.comは、「デビュー戦で安打と四球に加えて盗塁2つまで記録した。内外野の守備がすべて可能な多才多能な選手」と評価した。
アルバート・プホルス(42=セントルイス・カージナルス)は24日、ロサンゼルス・ドジャース戦で2打席連続本塁打を放ち通算700本塁打を達成した。ベーブ・ルース(714本)、ハンク・アーロン(755本)、バリー・ボンズ(762本)に次ぐメジャー史上4人目の700本塁打だ。
カン・ドンウン記者 leper@donga.com