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求職青年に300万ウォンの「跳躍準備金」支給、政府与党が来年度予算案に反映

求職青年に300万ウォンの「跳躍準備金」支給、政府与党が来年度予算案に反映

Posted August. 25, 2022 08:53,   

Updated August. 25, 2022 08:53

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与党「国民の力」と政府は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府初の予算案の基調を、「健全な財政」を維持しながら、脆弱階層と青年層のための支援を強化する方向に決めた。文在寅(ムン・ジェイン)政府の拡張的財政基調による国家債務を減らし、支出の構造調整等を通じて脆弱階層をより厚く支援するという狙いだ。

政府与党は24日、国会で「2023年度の予算案関連の政府与党間協議会」を開き、このような対策について議論した。与党の成一鍾(ソン・イルジョン)政策委議長は会議後、記者団に対し、「党は健全な財政基調を維持しながらも、予算支援が切実な社会的弱者と未来世代に財政が許容する限度内で最大限政府予算が反映されるよう要求した」とし、「脆弱階層の苦痛を最優先的に解消しなければならないという党の要求に政府が積極的に共感し、(来年度)予算に反映するという回答があった」と明らかにした。

これに伴い、政府与党は求職を断念した青年たちが求職プログラムを履修すれば、300万ウォンの「跳躍準備金」を支援することにした。また、青年たちをチョンセ(住宅賃貸保証金)詐欺から保護するため、月6万ウォンの保証保険の加入費の支援予算を新設することにした。成議長は、「青年たちに国家予算が力になれるようにしなければならないという考えで、政府に予算を要請した」と話した。政府与党はまた、現在30万~80万ウォン水準の障害者雇用奨励金の規模を引き上げ、低所得障害者に月5万ウォンの交通費を支給することにした。

政府与党は物価高の対策として、「低所得層向けエネルギーバウチャー」を50%引き上げ、農水産物の割引クーポンの支給対象を現在の590万人から約1700万人へと2倍以上増やすことにした。この他、新型コロナウイルス感染症の直撃を受けた小商工人や自営業者のために、約25万人を対象にする債務調整予算案を来年度の予算に反映することにした。政府は同日、政府与党間協議の結果を反映した来年度の予算案をまとめ、閣議を経た後、国会に提出する計画だ。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com