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東風が吹き東海岸は「涼しい」、西地方は「蒸し暑い」

東風が吹き東海岸は「涼しい」、西地方は「蒸し暑い」

Posted July. 28, 2022 08:50,   

Updated July. 28, 2022 08:50

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28日も全国に猛暑が続く中、東海岸地域が相対的に涼しい「西高東低」の気温分布を見せるものと予想される。

27日、気象庁によると、東海(トンへ)上にある高気圧から東風が吹き、太白(テベク)山脈を挟んで東西間の気温の差が現れるものとみられる。東風が吹く東海岸地域は相対的に気温が低いものの、太白山脈を越えた風に当たる西側地方は、「フェーン現象」によって気温が高くなる。フェーンとは、風が高い山脈を越える過程で、空気が熱せられ乾燥する現象だ。

このため、28日、日中の気温は韓半島西側のソウルや大田(テジョン)、光州(クァンジュ)は33度である一方、東海岸の慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)や江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)はそれぞれ27度と28度と予報された。慶尚南道(キョンサンナムド)と慶尚北道南部の一部の地域では、5〜20ミリのにわか雨が降ると予報された。

一方、疾病管理庁によると、5月20日から25日まで寄せられた全国の熱中症患者は885人で、昨年同期より22.1%(160人)増えた。疾病庁の関係者は、「熱中症を防ぐためには、水を頻繁に飲まなければならない」とし、「コーヒーや炭酸飲料は利尿作用で脱水症状を誘発する可能性があるため、推奨しない」と述べた。


李美智 image@donga.com