任成宰が３Ｍオープンで２位、昨年１０月ＰＧＡツアー優勝以後の最高位

任成宰（イム・ソンジェ＝２４）が昨年１０月、米男子ツアー（ＰＧＡ）優勝以後の９ヵ月間で最高位となる２位で大会を終えた。

任成宰は２５日、米国ミネソタ州ブレインのＴＰＣツインシティーズ（パー７１）で行われたＰＧＡツアー３Ｍオープン最終４ラウンドでボギーなしの３バーディーで３アンダー６８をマークした。通算１４アンダー２７０を記録した任成宰は、１７アンダー２６７で首位に立ったトニー・フィナウ（３３・米国）に次いで２位タイになった。昨年１０月、ＰＧＡツアーのシュライナーズ・チルドレンズ・オープンで優勝して以来の最高位だ。

今年６月初めのザ・メモリアルトーナメントで１０位タイになってから不調が続いた任成宰としては流れを変えるきっかけとなる２位だったとの見方が出ている。任成宰は、メモリアルトーナメント以後の３大会で２度予選落ちし、先週の全英オープンでは８１位タイだった。任成宰は、「かなり強い風が吹く厳しい状況なので、スコアを守る作戦で臨んだが、効果があったようだ」とし、「最終ホールだった１８番（パー５）でショットがよく当たってバーディーを奪い、２位で終えることができた」と話した。任成宰は男子ゴルフの世界ランキングを２４位から２１位に３ランク上げた。

任成宰は、２位タイの賞金６６万７５００ドル（約８億７０００万ウォン）を獲得し、今季の獲得賞金総額が４３２万２０２４ドル（約５６億５０００万ウォン）になり、ＰＧＡツアーで３シーズン連続４００万ドル以上を獲得した初の韓国選手になった。２０１８～２０１９シーズンにＰＧＡツアーデビューを果たした任成宰は、計１５７０万１４３２ドル（約２０５億５０００万ウォン）を稼ぎ、崔京周（チェ・ギョンジュ＝３２８０万３５９６ドル）とキム・シウ（１６５５万８４３ドル）に続き、韓国選手の通算獲得賞金ランキングが３位になった。

キム・ジュヒョン（２０）は５アンダー２７９で２６位タイ、ノ・スンヨル（３１）は３アンダー２８１で３８位タイだった。優勝したフィナウは、２０１６年のＰＧＡツアー・プエルトリコオープンと昨年８月のザ・ノーザントラストに続き、ツアー３勝目を記録した。優勝賞金は１３５万ドル（約１７億６０００万ウォン）だ。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com