対面会議や飲み会の自粛を呼びかけ、コロナ再拡大の兆し受けて財界

新型コロナウイルス感染症の再拡大の兆しが現れており、韓国国内企業各社は再び社内防疫の強化に乗り出している。

２４日、業界によると、三星（サムスン）電子は最近、社内公示を通じて懇談会を含む飲み会と対面会議・教育・行事を自粛することを勧告した。また、国内および海外出張を自粛し、やむなき出張は人数を最小化して行うよう指示した。これに伴い、来月８日に米ニューヨークで開かれる「三星ギャラクシーアンパック２０２２」への出張と、９月にドイツのベルリンで開かれるヨーロッパ最大規模の家電・情報技術（ＩＴ）見本市「ＩＦＡ　２０２２」への出張人数も、当初の計画より縮小される可能性が大きくなっている。

ＬＧは、新型コロナの国内感染者が急増したことを受け、移動の多い夏休みの期間中に社内防疫指針を強化することにした。来月３１日まで組織別に在宅勤務の割合を３０％に守り、休暇復帰前に自己検査を実施して陰性と確認されれば、出勤するようにするなど、強化された防疫指針を適用することにした。

ＳＫは、オフィスでの勤務時は必ずマスクをつけ、在宅勤務を積極的に活用するようにして、社内感染を最小化する方針だ。疑い症状が発見されれば、直ちに隔離するなど、既存の防疫指針も再強調した。現代（ヒョンデ）自動車も、教育やイベントを非対面で行い、私的な集まりなど業務外活動の自粛を指示した。


宋忠炫 balgun@donga.com · 具特敎 kootg@donga.com